野球用語の指名打者(DH)とは、投手の代わりに打席に立つ、打撃専門の選手のことを指します。
通常、投手は打撃が苦手であるため、攻撃時には指名打者に交代するのが一般的です。しかし、指名打者は、守備をする必要がなく、攻撃のみに専念することができます。そのため、打撃力のある選手を起用することで、チームの得点力を向上させることができます。
指名打者制は、メジャーリーグでは1973年から、NPBでは1975年から採用されています。2023年現在、メジャーリーグとNPBのパ・リーグでは、指名打者制が採用されています。セ・リーグは、2023年から指名打者制を採用する予定です。
指名打者制のメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 打撃力のある選手を起用することで、チームの得点力を向上させることができる。
- 投手の負担を軽減し、怪我のリスクを減らすことができる。
- 試合のテンポを速めることができる。
一方、指名打者制のデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 投手は打撃練習をする必要がなくなるため、打撃力が低下する可能性がある。
- 守備の面白さが減る可能性がある。
指名打者制は、チーム戦略や観客のニーズによって、採用・不採用が決定されます。
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