「ピクトグラム(Pictogram)」とは、文字の代わりに、意味するものをシンプルな視覚的記号(絵文字)で表したものです。
「ピクチャー(Picture:絵)」と「グラム(Gram:文字・書いたもの)」を組み合わせた言葉で、日本語では「絵文字」や「絵サイン」とも呼ばれます。
1. 主な特徴と目的
言語の壁を越える: 文字(日本語や英語など)が読めない外国人や小さな子どもでも、一目で意味を理解できます。
瞬時の伝達: 遠くから見たときや、緊急時などでも、脳に素早く情報を伝えることができます。
デザインの共通化: 世界共通で使われるマークが多く、直感的に意味が通じます。
2. よく見かける身近な例
非常口のマーク: 緑色の背景に、走る人がドアに向かっているおなじみのマーク。
トイレのマーク: 男性・女性・多目的トイレなどを表す人型のアイコン。
交通・公共の標識: エレベーター、エスカレーター、禁煙、Wi-Fi、ゴミ箱などの案内表示。
スポーツのピクトグラム: オリンピックなどで、競技(陸上、水泳など)のポーズをシンプルに描いたもの。
「インフォグラフィック」との違い
直前にご紹介した「インフォグラフィック」が「データや複雑な情報を図解全体でわかりやすく伝えるもの」であるのに対し、「ピクトグラム」はそのインフォグラフィックの中や案内板などで使われる「一つひとつのシンプルな絵文字パーツ」という位置づけになります。