さばの旨味を最大限に引き出し、ふっくらと柔らかく、生姜の爽やかな風味が効いた「最上に美味しい さばの生姜甘辛煮」のレシピをご紹介します。
仕上がりがパサつかず、生臭さを一切残さないための「下処理」が最大のポイントです。さば半身3枚(6切れ分)にぴったりの黄金比率の調味料で仕込みましょう!
📋 材料と調味料(さば半身3枚分)
フライパンは、さばが重ならずに並ぶ大きさ(26〜28cm)のものをご用意ください。
主な材料
さば(半身):3枚
生姜:2片(たっぷり使います)
1片分:皮付きのまま薄切り(煮込み用)
1片分:皮をむいて細い千切り(仕上げの「針生姜」用、水にさらしておく)
塩(下処理用):適量
煮汁の黄金比率
酒:150ml(大さじ10)※身をふっくらさせ、臭みを消します
水:150ml(大さじ10)
砂糖:大さじ2 と半
みりん:大さじ3
醤油:大さじ4
🍳 最上においしく作る手順
1. 下ごしらえ(ここが一番重要です!)
切り込みを入れる:さばの半身3枚を、それぞれ半分に切って計6切れにします。皮目に浅く十字(または1本)の切れ目を入れます。こうすると味が染み込みやすく、皮が破れるのを防げます。
塩を振る:さばの両面に軽く塩を振り、10分ほど置いておきます。表面にじんわりと臭みの混じった水分が出てきます。
湯通し(霜降り):ざるにさばを並べ、上から熱湯(80〜90℃くらい。沸騰したての一歩手前)を両面にまんべんなく回しかけます。表面が白くなったら、すぐに冷水に取ります。
洗う:冷水の中で、表面の血液や白い凝固物(臭みの元)を指で優しく洗い流し、ペーパータオルでしっかりと水気を拭き取ります。
2. 煮汁を沸かして生姜を入れる
フライパンに【煮汁の調味料(酒、水、砂糖、みりん、醤油)】をすべて入れ、強火にかけます。
沸騰したら、薄切りにした生姜を加えます。
【最上のコツ】 必ず煮汁が沸騰してからさばを入れます。冷たい状態から入れると、旨味が逃げて生臭さが出てしまいます。
3. さばを煮る
煮汁がガンガン沸いているところに、さばの皮目を上にして重ならないように並べ入れます。
スプーンなどで大さじ数杯分の煮汁をさばの表面(皮目)に回しかけます。
すぐに落とし蓋(アルミホイルやクッキングシートでOK)をします。
火加減を中火(煮汁が中でフツフツと波打ち、落とし蓋に当たって対流する強さ)にし、約8〜10分煮ます。
4. 仕上げ(タレを煮詰める)
落とし蓋を外し、スプーンで煮汁をさばの表面に何度も回しかけながら、さらに2〜3分煮ます。
煮汁にとろみがつき、ツヤが出てきたら火を止めます。
5. 盛り付け
器にさばを盛り付け、フライパンに残った濃厚な甘辛タレをとろりとかけます。最後に、水気を絞った「針生姜」を天盛りにすれば完成です!
[!TIP]
さらに美味しくなる秘密
出来立ての熱々も最高ですが、一度火を止めて15〜30分ほど冷ますと、浸透圧の働きでさばの芯までしっかりと甘辛い味が染み込みます。食べる直前に弱火で温め直すと、料亭のような深い味わいになりますよ。
【このレシピのテキストコピー用エリア】
■さばの生姜甘辛煮(半身3枚分)
・さば半身 3枚(6切れにする)
・生姜 2片(薄切りと針生姜)
・煮汁:酒150ml、水150ml、砂糖大さじ2.5、みりん大さじ3、醤油大さじ4
・手順:塩振り10分⇒湯通しして水気拭き取り⇒沸騰した煮汁に生姜とさば投入⇒落とし蓋で中火8〜10分⇒蓋を外し煮詰める