2026年3月4日水曜日

Termux(Linux環境)でのファイル操作

 Termux(Linux環境)でのファイル操作は、慣れると指先だけで高速に管理できるようになります。基本となる「これだけは外せない」コマンドを整理しました。


📂 1. 基本の「場所」と「一覧」コマンド

まずは、自分が今どこにいて、何があるかを確認するコマンドです。

  • pwd (Print Working Directory)

    • 現在の場所を表示します。迷子になったらこれを打ちましょう。

  • ls (List)

    • ファイルやフォルダの一覧を表示します。

    • ls -a : 隠しファイル(.で始まる設定ファイルなど)も見えます。

    • ls -l : ファイルのサイズや更新日時も詳しく見えます。

  • cd (Change Directory)

    • フォルダを移動します。

    • cd フォルダ名 : 指定したフォルダへ。

    • cd .. : 1つ上の階層へ戻る。

    • cd : ホームディレクトリ(最初の場所)へ一気に戻る。


📝 2. 作成・コピー・移動・削除

ファイルを実際にいじるコマンドです。

  • touch ファイル名

    • 中身が空の新しいファイルを作成します。

  • mkdir フォルダ名 (Make Directory)

    • 新しいフォルダを作成します。

  • cp コピー元 コピー先 (Copy)

    • ファイルをコピーします。フォルダごとコピーする場合は cp -r を使います。

  • mv 元の場所 移動先 (Move)

    • ファイルを移動します。また、同じ場所で名前を変えれば「名前の変更」になります。

  • rm ファイル名 (Remove)

    • ファイルを削除します。ゴミ箱はないので、消すと元に戻せません!

    • フォルダを消すときは rm -r フォルダ名 です。


👁️ 3. 中身を見る・探す

  • cat ファイル名

    • ファイルの中身を画面にざっと表示します。

  • less ファイル名

    • 長いテキストをスクロールしながら読むときに便利です(qで終了)。

  • grep "検索語" ファイル名

    • ファイルの中から特定の文字を探し出します。


💡 便利なテクニック

  1. タブ補完 (Tabキー)

    • ファイル名やフォルダ名を数文字打ってから、画面上の「TAB」ボタン(またはキーボードのTab)を押すと、名前を自動入力してくれます。打ち間違い防止に必須です!

  2. ワイルドカード (*)

    • rm *.py と打つと、末尾が .py のファイルを全部まとめて削除できます。

🔗 Android本体との連携

前にも少し触れましたが、Androidの「ダウンロード」フォルダなどを見たい場合は、最初に一度だけ以下を実行してください。

Bash
termux-setup-storage

これで cd ~/storage/downloads と打てば、スマホでダウンロードしたファイルをTermuxで操作できるようになります。


次は、特定のファイルを編集して中身を書き換える「エディタ」の使い方(nanovimなど)を詳しく解説しましょうか?


(※画面上のコピーアイコンで、このコマンド一覧を保存しておけます)