好在(hǎozài)は、日本語の「幸いにも」「都合の良いことに」「~だったおかげで」といった意味合いを持つ副詞です。望ましくない状況や困難な状況があったものの、結果的には良い方向に転じた、あるいは回避できたというニュアンスを表します。
ちょっとホッとしたような、助かったという気持ちが込められていることが多いですね。
基本的な使い方
「好在 + (望ましくない状況や起こりかけたこと)+ ,+ (良い結果や回避できたこと)」のような形で使われることが多いです。
例文で見てみましょう
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好在我带了伞,不然就要淋雨了。(hǎozài wǒ dài le sǎn, bùrán jiù yào lín yǔ le.)
- 意味:幸いにも傘を持ってきたので、そうでなければ雨に濡れてしまうところだった。
- 解説:雨が降りそうだった(望ましくない状況)けれど、傘を持っていたおかげで濡れずに済んだ(良い結果)。
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他出门的时候忘了带钱包,好在他家离公司很近,很快就回去拿了。(tā chūmén de shíhou wàng le dài qiánbāo, hǎozài tā jiā lí gōngsī hěn jìn, hěn kuài jiù huíqù ná le.)
- 意味:彼は出かける時財布を忘れたが、都合の良いことに家から会社が近かったので、すぐに戻って取りに行った。
- 解説:財布を忘れた(望ましくない状況)けれど、家が近かったおかげですぐに取りに戻れた(回避できた)。
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这次考试很难,好在我认真复习了,所以考得还不错。(zhè cì kǎoshì hěn nán, hǎozài wǒ rènzhēn fùxí le, suǒyǐ kǎo de hái bùcuò.)
- 意味:今回の試験は難しかったが、~だったおかげで私が真面目に復習したので、まあまあ良い点が取れた。
- 解説:試験が難しかった(望ましくない状況)けれど、真面目に復習したおかげで良い結果が出た。
使う時のポイント
- 「好在」の後には、本来なら良くないことが起こりうる状況が述べられます。
- その後に続く文では、「好在」のおかげで良い結果になったり、悪い状況を免れたりしたことが述べられます。
- どちらかというと、事後的に「ああ、助かった」という気持ちを表すことが多いです。
こんな感じで、「好在」はちょっとした安堵感や幸運を表す、便利な言葉なんですよ。日常会話でもよく使われます。