2025年4月4日金曜日

懸河之弁(けんかのべん)とは

 懸河之弁(けんかのべん)とは、激しく流れ落ちる滝のように、よどみなく、勢いよく話す弁舌のことです。一度話し出すと、まるで滝が流れ落ちるように、言葉が途切れることなく出てくる様子を表しています。

その迫力や勢いはすごいけれど、場合によっては、話が長すぎたり、一方的で相手に考える隙を与えないといったニュアンスを含むこともあります。

想像してみてください。高いところから勢いよく流れ落ちる滝って、圧倒されますよね?まさに、そんなイメージで、言葉が洪水のように押し寄せてくる様子が「懸河之弁」なんです。

弁が立つ、話が上手いというだけでなく、その勢いに特徴がある言葉なんですね。

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