はい、SQL を利用して100名程度の会の例会参加者を把握するシステムを作成できます。以下に、具体的な手順と注意点について説明します。
1. データベース設計
まず、参加者情報を管理するためのデータベースを設計します。必要なテーブルとカラムは以下の通りです。
- 会員テーブル
- 会員ID (PRIMARY KEY, INT, AUTO_INCREMENT)
- 氏名 (VARCHAR(255))
- メールアドレス (VARCHAR(255))
- 電話番号 (VARCHAR(20))
- その他 (必要に応じて)
- 例会テーブル
- 例会ID (PRIMARY KEY, INT, AUTO_INCREMENT)
- 開催日時 (DATETIME)
- 場所 (VARCHAR(255))
- その他 (必要に応じて)
- 参加テーブル
- 参加ID (PRIMARY KEY, INT, AUTO_INCREMENT)
- 会員ID (FOREIGN KEY, 会員テーブルの会員ID)
- 例会ID (FOREIGN KEY, 例会テーブルの例会ID)
- 参加日時 (TIMESTAMP)
2. データベース構築
設計したテーブル構造に基づいて、MySQLなどのデータベースにテーブルを作成します。
3. データ登録
- 会員情報: 会員テーブルに、会員の氏名、メールアドレス、電話番号などの情報を登録します。
- 例会情報: 例会テーブルに、開催日時、場所などの情報を登録します。
- 参加情報: 例会参加時に、参加テーブルに会員IDと例会IDを紐付けて登録します。
4. SQLクエリによる参加者把握
以下のSQLクエリを実行することで、例会ごとの参加者リストを取得できます。
SQL
SELECT
m.氏名,
m.メールアドレス,
m.電話番号
FROM
参加 t
INNER JOIN
会員 m ON t.会員ID = m.会員ID
INNER JOIN
例会 e ON t.例会ID = e.例会ID
WHERE
e.例会ID = 1 -- 例会IDを指定
ORDER BY
m.氏名;
5. システム構築
上記のSQLクエリをWebアプリケーションやExcelなどで実行できるようにシステムを構築します。
- Webアプリケーション:
- PHPやPythonなどのプログラミング言語と、MySQLなどのデータベースを連携させてWebアプリケーションを作成します。
- Webブラウザから参加者情報を閲覧・管理できるようになります。
- Excel:
- Excelの外部データ取り込み機能を利用して、データベースからデータを取得します。
- Excel上で参加者リストを閲覧・管理できます。
注意点
- 個人情報保護: 会員の個人情報を適切に管理し、プライバシー保護に配慮する必要があります。
- セキュリティ: 不正アクセスからデータを守るために、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。
- 使いやすさ: 誰でも簡単に操作できるように、分かりやすいインターフェースを設計する必要があります。
その他
- 会員管理システムや出欠管理システムなどの既存のシステムを導入することも可能です。
- クラウド型のデータベースサービスを利用することで、サーバー管理の負担を軽減できます。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください。