小学校4年生向け、10分以内で読み聞かせできる作品をいくつかご紹介します。
1. 新美南吉「ごんぎつね」
- あらすじ: いたずら好きな狐のゴンが、又吉という農家の畑の栗の木を盗みます。しかし、又吉の子供たちが病気で困っているのを知り、代わりに栗を届けるようになります。
- 読み聞かせポイント: 動物と人間の温かい交流を描いた作品です。ゴンが最初はいたずら好きだったのに、次第に又吉一家と心を通わせていく様子を、わかりやすく読み聞かせましょう。
- 参考情報: https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card628.html
2. 宮沢賢治「やまなし」
- あらすじ: 少年が山で「やまなし」という果物を見つけます。しかし、周りの人たちは「やまなし」という果物を知りません。少年は「やまなし」について調べ、その果物の素晴らしさを知ります。
- 読み聞かせポイント: 想像力と好奇心の大切さを描いた作品です。「やまなし」という果物がどんな果物なのか、子供たちの想像力を膨らませながら読み聞かせましょう。
- 参考情報: https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/4465_8269.html
3. 林文子「二十日鼠と人間」
- あらすじ: 貧しい夫婦が、二十日鼠という小さな鼠を飼います。夫婦は二十日鼠を可愛がり、二十日鼠も夫婦に感謝して一生懸命働きます。
- 読み聞かせポイント: 動物と人間の絆を描いた作品です。夫婦と二十日鼠の温かい関係を、優しく読み聞かせましょう。
- 参考情報: https://www.aozora.gr.jp/cards/000256/files/3331.html
4. 安房直子「ちいさなきいろいとり」
- あらすじ: 小さな黄色い鳥が、旅に出て様々な景色を見ます。鳥は旅を通して、たくさんのことを学び、成長していきます。
- 読み聞かせポイント: 美しい言葉で描かれた、旅の物語です。鳥が旅を通して見る景色を、子供たちの想像力で一緒に体感できるように読み聞かせましょう。
- 参考情報: https://www.aozora.gr.jp/
5. 椋木はるみ「ちいさなちいさなもりのふしぎ」
- あらすじ: 小さな森に住む動物たちが、様々な冒険を繰り広げます。動物たちは互いに助け合い、協力しながら、困難を乗り越えていきます。
- 読み聞かせポイント: ユーモラスな動物たちの物語です。動物たちの楽しい冒険を、子供たちと一緒に楽しみましょう。
- 参考情報: https://www.aozora.gr.jp/cards/001669/files/54463_47987.html
その他
上記以外にも、たくさんの作品があります。子供の興味や好みに合わせて、作品を選んでください。
読み聞かせをする際は、子供たちの表情や反応を見ながら、ゆっくりと丁寧に読むことを心がけましょう。また、適宜質問をしたり、感想を聞いたりすることで、子供たちの理解度を高めることができます。
参考情報
- こどもの本総合データベース: https://www.kodomo.gr.jp/
- 絵本ナビ: https://www.ehonnavi.net/
- おはなし広場: https://www.minpaku.ac.jp/en/gekkan
その他
ご質問があれば、お気軽にお尋ねください。