英会話における「exactly」は、単なる「正確に」以上の幅広いニュアンスを持つ、非常に効果的な単語です。相手の言葉に対する同意、強調、確認など、様々な場面で活用できます。
「Exactly」の主な使い方と効果
1. 強い同意・共感を表す
相手が言ったことに対して、「まったくその通り!」「まさにそれ!」 と強く同意したいときに使います。これにより、会話相手との共感度が高まり、スムーズなコミュニケーションが生まれます。
例:
A: "So, you're saying the main issue is the lack of communication?"
B: "Yes, exactly! That's what I've been trying to say."
(A: 「つまり、主な問題はコミュニケーション不足だと?」 B: 「はい、その通りです!私が言いたかったのはまさにそれです。」)
2. 確認・念押しをする
自分の理解が正しいか、相手の意図が明確かを再確認するときに使います。疑問形にすることで、「それで合っていますか?」というニュアンスになります。
例:
A: "So, the meeting is at 3 PM on Friday, in Conference Room B?"
B: "Exactly." / "Exactly?"
(A: 「では、会議は金曜日の午後3時、会議室Bで?」 B: 「その通りです。」 / 「それで合っていますか?」)
3. 詳細な情報の正確性を強調する
特定の情報や数字が厳密に正しいことを強調したい場合に用います。
例:
A: "How long did it take?"
B: "It took exactly three hours and twenty-five minutes."
(A: 「どれくらい時間がかかりましたか?」 B: 「きっかり3時間25分かかりました。」)
4. 皮肉や強調のニュアンスを加える
文脈によっては、皮肉や強い感情を込めて使われることもあります。特に、期待外れの結果や状況に対して「まったくその通りだね(困ったことに)」のような意味合いで使われることがあります。
例:
A: "So, we've spent all that time and money, just to end up where we started?"
B: "Exactly." (少し呆れたり、皮肉を込めて)
(A: 「つまり、あんなに時間とお金を費やして、結局振り出しに戻ったってこと?」 B: 「まさにね。」)
効果的な使い方をするためのポイント
イントネーション: 強い同意を示す場合は、「exactly」 を強調するように少し高めの声で言うと、感情が伝わりやすくなります。確認の場合は、疑問形にするとより自然です。
相槌として: 相手の話を聞いている最中に「うん、うん」という相槌の代わりに「Exactly!」と挟むことで、積極的に聞いている姿勢を示せます。
That's exactly it.
/You're exactly right.
: これらのフレーズも「まったくその通り」という強い同意を示すのに非常に便利です。
「exactly」を適切に使うことで、あなたの英会話はより自然で、相手との意思疎通もスムーズになるでしょう。ぜひ積極的に使ってみてください。何か他に特定の状況での使い方を知りたいですか?
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