2023年5月29日月曜日

歳入の項目で、依存財源と自主財源について教えてください。

 歳入とは、地方公共団体が収入するお金のことです。歳入は、自主財源と依存財源に分けられます。

  • 自主財源:地方公共団体が自らの判断で収入する財源です。主な自主財源としては、地方税、使用料、手数料などがあります。
  • 依存財源:国から交付される財源です。主な依存財源としては、地方交付税、国庫補助金などがあります。

自主財源は、地方公共団体の自主性を確保するために重要な財源です。しかし、自主財源の収入は、地方公共団体の規模や財政力によって大きく異なります。そのため、地方公共団体間の財政格差が生まれます。

依存財源は、地方公共団体の財政力に関係なく、一定の財源を確保するために重要な財源です。しかし、依存財源は、国が地方公共団体の財政状況を判断して交付されるため、地方公共団体の裁量権が制限されます。

地方公共団体の財政運営においては、自主財源と依存財源をバランスよく組み合わせることが重要です。

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