2024年7月17日水曜日

SNSでの嫌なコメントや誹謗中傷を受けた時の対処法

SNSで嫌なコメントや誹謗中傷を受けることは、誰でも辛い経験です。しかし、適切な対処法を知っていれば、被害を最小限に抑え、心身を守る事ができます。


以下、状況に合わせた対処法をいくつかご紹介します。

1. 相手にしない多くの場合、誹謗中傷を行う人は、相手を反応させて注目を集めることを目的としています。
コメントを無視することで、相手にとっての面白みがなくなり、攻撃を止める可能性があります。
ただし、無視しても相手が攻撃をエスカレートさせる場合や、心身に大きな影響を受けている場合は、以下の方法も検討してください。

2. 証拠を残す嫌なコメントや誹謗中傷は、スクリーンショットなどで必ず証拠として残しておきましょう。
その後、削除依頼や法的措置を取ることができます。

3. SNSの管理者に削除依頼をする多くのSNSには、誹謗中傷などの有害な情報を削除する機能があります。
サービスごとに定められた方法で削除依頼を行いましょう。
削除依頼の際には、証拠となるスクリーンショットなどを一緒に提出すると効果的です。

4. 発信者情報開示請求をする場合によっては、SNSの運営会社に対して、発信者情報の開示請求をすることができます。
開示された情報に基づいて、警察へ被害届を提出したり、民事上の請求をすることが可能です。

5. 警察に相談する誹謗中傷の内容が脅迫や名誉毀損にあたる場合は、警察に相談することができます。
警察は、被害状況の調査や、加害者への注意・捜査などを進めてくれます。

6. 相談窓口を利用する政府や民間団体が運営する、SNSでの誹謗中傷に関する相談窓口があります。
相談窓口では、被害の相談や、具体的な対処法についてアドバイスを受けることができます。

以下、相談窓口の例です。違法・有害情報相談センター:
https://ihaho.jp/
人権相談:
https://www.moj.go.jp/ENGLISH/HB/hb.html
誹謗中傷ホットライン:
https://www.saferinternet.or.jp/bullying/
まもろうよ こころ:
https://www.mhlw.go.jp/index.html

7. 周囲の人に相談する信頼できる家族や友人などに、被害について相談しましょう。
周囲の支えは、精神的な負担を軽減するのに役立ちます。

8. SNSの利用を制限する一時的に、または完全にSNSの利用を控えることで、誹謗中傷の影響を避けることができます。
心身の回復に努め、無理なくSNSとの付き合い方を考えていきましょう。

【その他、心に留めておくべきこと】誹謗中傷は、決してあなたのせいではありません。
あなたには、嫌なコメントや誹謗中傷を受けない権利があります。
一人では抱え込まず、周囲の人に助けを求めましょう。

あなたを守るための情報や支援はたくさんあります。一人で悩まず、適切な対処法を取ることが大切です。

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