2024年3月12日火曜日

令和5年度 消費税確定申告 特に注意すべき点

 

令和5年度 消費税確定申告 特に注意すべき点

令和5年度の消費税確定申告では、以下の点に特に注意が必要です。

1. インボイス制度の導入

1.1 適格請求書発行事業者登録の確認

  • 令和5年10月1日以降、課税売上高1,000万円を超える事業者は、適格請求書発行事業者登録が必要です。
  • 登録申請は、令和5年3月7日(火)から開始されます。
  • 登録申請が完了していない場合は、課税仕入税額控除を受けることができません。

1.2 請求書の保存方法

  • 適格請求書発行事業者から発行された請求書は、原本または電子データで保存する必要があります。
  • 保存方法には、一定のルールがあります。

1.3 帳簿の記載方法

  • 課税仕入税額控除を受けるためには、帳簿に取引内容を正しく記載する必要があります。
  • 記載項目には、適用税率ごとに区分して記載する必要があります。

2. 軽減税率の適用

2.1 適用税率の確認

  • 軽減税率の対象となる商品・サービスは、令和5年10月から拡大されます。
  • 適用税率を誤ると、納税額に誤差が生じます。

2.2 適用税率の区分

  • 同じ商品・サービスでも、提供方法や利用目的によって適用税率が異なる場合があります。
  • 適用税率を正しく区分して、帳簿や請求書に記載する必要があります。

3. その他

3.1 帳簿及び請求書の保存義務の延長

  • 帳簿及び請求書の保存義務は、令和5年10月から7年間となります。
  • これまでの5年間から延長されます。

3.2 振替納税の利用

  • 振替納税を利用する場合は、令和6年4月30日(火)までに申込みが必要です。
  • 申込書の提出期限を忘れないよう注意が必要です。

4. 情報収集

  • インボイス制度に関する情報は、国税庁のホームページやパンフレットなどで確認できます。
  • 確定申告書の書き方や提出方法などについては、国税庁のホームページや税務署に問い合わせてください。

参考情報

その他

上記以外にも、個々の事業者の状況によって注意すべき点があります。不明な点があれば、税務署に相談することをおすすめします。

まとめ

令和5年度の消費税確定申告では、インボイス制度の導入など、特に注意すべき点が多くなります。早めに準備を始めて、正確な申告をしましょう。

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