太龍寺(たいりゅうじ)は、四国八十八箇所霊場の第21番札所で、徳島県阿南市の太龍寺山山頂近くに位置する高野山真言宗の寺院です。以下にその特徴をまとめます。
歴史と由来:
- 793年、弘法大師(空海)が創建したと伝えられています。
- 山号は、弘法大師が修行した「舎心嶽(しゃしんがだけ)」に由来します。
- 寺名は、修行中の弘法大師を守護した大龍(龍神)にちなんでいます。
- 「西の高野」とも呼ばれ、真言宗準別格本山の格式を持つ名高い寺院です。
ご本尊とご利益:
- ご本尊は、弘法大師が彫像した虚空蔵菩薩です。
- 虚空蔵菩薩は、知恵と福徳を授ける仏様として信仰されています。
見どころ:
- 太龍寺山山頂近くに位置するため、境内からは壮大な景色が楽しめます。
- ロープウェイでアクセスすることもでき、空中からの眺めも絶景です。
- 境内には、多宝塔や本堂などの歴史的な建造物があります。
巡礼情報:
- 四国八十八箇所霊場の第21番札所であり、多くの巡礼者が訪れます。
- 阿波秩父観音霊場の第10番札所でもあります。
- アクセスは、ロープウェイを利用するか、徒歩で登山するかの2つの方法があります。
その他:
- 太龍寺は、弘法大師の修行の地として知られ、霊験あらたかな場所として信仰されています。
- 「道の駅鷲の里」から、太龍寺山ロープウェイが出ています。
太龍寺は、歴史と自然が織りなす荘厳な雰囲気が魅力の寺院です。巡礼だけでなく、観光としても訪れる価値のある場所です。
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