「We were downright discouraged.」という英文における "downright" は、強調の副詞として使われています。
"downright" の用法解説
"downright" は、主に否定的な感情や性質、あるいは驚くべき事実などを極端に強調する際に用いられる副詞です。日本語にすると、「全くの」「徹底的に」「完全に」「本当に」「ひどく」といったニュアンスになります。
元の形: We were discouraged. (我々は落胆した。)
"downright" を加えた形: We were downright discouraged. (我々は全くもって落胆した / ひどく落胆した。)
このように、"downright" は「discouraged」(落胆した)という形容詞を修飾し、その落胆の度合いが非常に強く、完全にその状態であるということを強調しています。
"downright" の特徴と使用例
否定的な文脈での強調:
"downright" は特に、ネガティブな形容詞や副詞と一緒に使われることが多いです。
It was a downright lie. (それは全くの嘘だった。)
His behavior was downright rude. (彼の振る舞いはひどく失礼だった。)
The situation is downright dangerous. (その状況は本当に危険だ。)
She was downright exhausted. (彼女は完全に疲れ果てていた。)
驚きや非難のニュアンス:
時に、話者がその状況や性質に対して驚きや非難の感情を抱いていることを示唆することもあります。
It's downright absurd! (それは全くばかげている!)
He's being downright unreasonable. (彼はひどく理不尽だ。)
フォーマルすぎず、カジュアルすぎない:
日常会話でも使われますが、"very" や "really" よりも少し強い強調のニュアンスがあり、口語的でありながら品位を保った表現として用いられます。
したがって、「We were downright discouraged.」という文では、「我々が感じた落胆は、生半可なものではなく、完全に、そしてひどく打ちのめされた状態であった」という強い感情が込められています。
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