2023年12月12日火曜日

冬の養生の基本は温存です。かぶは体を温め胃腸をはじめとして、内臓を元気にします。このことは正しいですか?

 はい、正しいと思います。

冬は気温が低下し、体も冷えやすくなるため、体を温めることが養生の基本となります。かぶは、根菜類の中でも特に「温性」の食材で、体を温める効果があるとされています。また、消化を促進する働きもあるため、胃腸をはじめとして、内臓の働きを活性化させる効果も期待できます。

具体的には、かぶに含まれる「イソチオシアネート」という成分が、血管を拡張して血行を促進する働きがあります。これにより、体の内側から温めることができます。また、かぶには消化酵素の働きを助ける「ジアスターゼ」や「ペクチン」などの成分も含まれているため、胃腸の働きを整え、食欲を増進する効果も期待できます。

そのため、冬の食事に取り入れることで、体を温めて内臓を元気にするのに役立ちます。

具体的な食べ方としては、かぶの煮物やスープ、おろし汁などがおすすめです。また、かぶは生でも食べられるため、サラダや漬物などにしても美味しくいただけます。

0 件のコメント:

コメントを投稿