2026年9月2日水曜日

ダイバーシティ(Diversity)、インクルージョンとは

 ダイバーシティ(Diversity)とは、英語で「多様性」を意味する言葉です。


ビジネスや社会の文脈では、「性別、年齢、人種、国籍、宗教、障がいの有無、ライフスタイル、価値観などの違いに関わらず、一人ひとりの個性を受け入れ、認め合うこと」を指します。

単に「さまざまな人がいる」という状態だけでなく、それぞれの違いを排除せず、個性を活かしていこうというポジティブな意味合いで使われます。

1. ダイバーシティの主な2つの種類

人の持つ「違い」は、大きく分けると次の2つに分類されます。

  • 表層的ダイバーシティ(外見や属性の違い)

    • 性別、年齢、人種、国籍、障がいの有無など。目で見て分かりやすい特徴です。

  • 深層的ダイバーシティ(内面や経験の違い)

    • 価値観、考え方、宗教、職歴、スキル、ライフスタイル、性的指向など。外見からは見えにくい、その人自身のバックグラウンドや内面に根ざしたものです。

2. なぜ今、ダイバーシティが重視されるのか

  • イノベーション(新しいアイデア)の創出
    同じようなバックグラウンドを持つ人ばかりが集まるよりも、異なる視点や発想を持つ人が集まる方が、固定観念にとらわれない新しい商品やサービスが生まれやすいためです。

  • 労働力不足への対応(少子高齢化など)
    人口減少が進む現代において、これまでの「画一的な働き方」に縛られず、女性、シニア、外国籍の人、障害を持つ人など、多様な人材が活躍できる環境を整えることが、組織の持続可能性に直結するためです。

3. セットで語られる「インクルージョン」とは

ダイバーシティを語る上で欠かせないのが「インクルージョン(Inclusion:包括・包含)」という言葉です。

  • ダイバーシティ多様な人材が「存在している」状態(多様性の確保)

  • インクルージョン一人ひとりの違いが尊重され、組織の一員として力を発揮できている状態

この2つを合わせて「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」と呼び、単に多様な人を集めるだけでなく、お互いを受け入れ合って活かし合う組織づくりが現代の主流となっています。