「Torture」という単語は、科学的な文脈(データ拷問)以外でも、日常会話から法的な議論まで幅広く使われます。大きく分けて**「名詞」と「動詞」**としての使い方があり、それぞれ「物理的な苦痛」と「精神的な苦痛」の両方を表現できます。
1. 名詞としての使い方(Torture)
「拷問」そのものや、「耐えがたい苦痛・経験」を指します。
A. 本来の「拷問・ひどい苦痛」
Under torture: 拷問を受けて
He confessed to the crime under torture.
(彼は拷問を受けて罪を自白した。)
Instruments of torture: 拷問器具
The museum displayed various medieval instruments of torture.
(その博物館には中世の様々な拷問器具が展示されていた。)
B. 日常的な「ひどい経験・苦痛」(カジュアルな比喩)
非常に退屈なことや、嫌なことを「拷問だ」と表現します。
It is torture: 拷問のようだ(=ひどく苦痛だ)
Waiting for the exam results was absolute torture.
(試験結果を待つのは、まさに拷問のような苦痛だった。)
Listening to his long speeches is pure torture.
(彼の長い話を聞くのは、まったくの拷問だ。)
2. 動詞としての使い方(Torture / Tortured)
「~を拷問する」「~をひどく苦しめる」という意味になります。
A. 物理的に拷問する
Torture someone: 人を拷問する
The prisoners were tortured for information.
(捕虜たちは情報を引き出すために拷問された。)
B. 精神的に苦しめる(悩む)
後悔や不安で心が乱される状態によく使われます。
Tortured by [something]: ~に苦しめられる
He was tortured by guilt after the accident.
(彼は事故の後、罪悪感に苛まれた。)
She spent the night torturing herself with "what if" questions.
(彼女は「もしああだったら」という自問自答で自分を苦しめて一晩を過ごした。)
3. 形容詞の使い分けに注意!
「拷問のような」と言いたいとき、似た2つの単語がありますが、意味が全く異なります。
| 単語 | 意味 | 例 |
| Torturous | 苦痛な、ひどくつらい | a torturous wait(苦痛な待ち時間) |
| Tortuous | 曲がりくねった、複雑な | a tortuous road(曲がりくねった道) |
4. 便利なフレーズ・コロケーション
Tortured soul: 精神的に深く病んでいる、または苦悩している人。
Put the screws to someone:(比喩的に)人に圧力をかける、白状させようと追い詰める(拷問器具のネジが語源)。
Stop torturing yourself: 「自分を責めるのはもうやめなよ」という慰めの言葉。
まとめ
科学の「データ拷問」と同様に、英語の「Torture」も**「無理やり何かをさせるために、過度な苦痛を与える」**というニュアンスが共通しています。
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