麻雀における「先自摸(さきづも)の禁止」とは、自分の順番が来る前に山から牌をツモる行為を禁じるルールやマナーのことを指します。
🚨 先自摸の具体的な行為
上家(左側のプレイヤー)が牌を河に捨てる(打牌する)前に、次の順番の人が山から牌を取ってしまうこと。
ツモる牌に手を伸ばす、触る、自分の近くに引き寄せるなどの行為も含まれることがあります。
⚠️ 禁止される理由
先自摸が禁止されるのは、主に以下の理由からです。
摸打の順番が狂う可能性がある:
上家の捨て牌に対して、他のプレイヤーがポン・チー・カン・ロンといった鳴きやアガリを宣言した場合、ツモの順番が変わります。
その前に次のツモ牌を見てしまうと、情報漏洩や不正につながるおそれがあります。
他のプレイヤーへの配慮(マナー):
上家が打牌する牌をじっくり確認する妨げになったり、ゲームの進行を焦らせたりするため、マナー違反とされています。
⚖️ 罰則について
先自摸の罰則は、その場や採用されているルールによって異なりますが、一般的には以下のようになります。
アガリ放棄(最も一般的): その局でアガることができなくなります。
マナー違反: 罰則なしで注意のみとなる場合もあります。
チョンボ(重い罰則): ルールによっては、その局は流局(やり直し)となり、罰符(点棒の支払い)が科される、比較的重い違反とされることもあります。
多くの競技ルールや一般的なフリー雀荘などでは、「アガリ放棄」とする場合が多いです。
麻雀では、自分の番の前にツモ牌に触らず、上家の打牌と、それに対する他家の発声がないことを確認してからツモることが基本とされています。
他に麻雀のルールについて知りたいことはありますか?
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