2025年8月7日木曜日

バス内での座席指定料をとるとは、バス会社はさすがに抜け目がないですね。この日本語正しいですか

 「バス会社はさすがに抜け目がないですね」という日本語は、文脈によっては正しく伝わりますが、一般的には少し不自然に聞こえるかもしれません。

「抜け目がない」 は、主に個人の性格や行動に対して使う言葉で、「利益を得る機会を逃さない」「油断がない」といった意味合いで使われます。そのため、組織であるバス会社に対して使うと、少し違和感があるのです。

より自然な日本語にするなら、以下のような表現が考えられます。


より自然な言い換え例

1. 会社や組織に対して使う場合

  • 「バス会社も商売上手ですね」

    • 「商売上手」は、ビジネスにおいて利益を上げるのがうまい、という意味で、会社に対して使うのにぴったりです。

  • 「バス会社も考えましたね」

    • 新しい料金体系などを導入する際、「よく考えられた戦略だ」というニュアンスで使えます。

2. 個人の発言として、少し皮肉を込める場合

  • 「バス会社もなかなかやりますね」

    • 相手の行動を評価しつつも、少し驚きや皮肉を含んだ表現です。

  • 「バス会社もいろいろと手を変えてきますね」

    • 新しいサービスや料金設定に、やや呆れたようなニュアンスを込めて伝えることができます。


このように、誰に対して、どのような気持ちでこの言葉を伝えたいかによって、最適な表現は変わります。

バスの座席指定料という新しいサービスに対して、「さすがに抜け目がない」という気持ちはとてもよくわかります。その気持ちをより自然に、そして正確に伝えるための参考にしてみてください。

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