2025年8月30日土曜日

<details>タグとは

 <details>タグは、Webページ上で折りたたみ可能なコンテンツを作成するために使われるHTML要素です。このタグを使うと、初期状態ではコンテンツが非表示になっており、ユーザーがクリックすることで表示/非表示を切り替えることができます。


基本的な使い方

<details>タグは、通常、その中に<summary>タグを含めて使用します。

  • <summary>タグ: 折りたたまれた状態で見える見出しタイトルを指定します。これをクリックすると、コンテンツが開いたり閉じたりします。

  • その他のコンテンツ: <summary>タグの後に記述されたHTMLコンテンツが、折りたたまれる部分となります。

HTML
<details>
  <summary>タイトルや見出し</summary>
  <p>ここに折りたたまれるコンテンツが入ります。</p>
  <p>例えば、詳細な説明や補足情報など。</p>
</details>

上記のコードをブラウザで表示すると、最初は「タイトルや見出し」だけが見えており、クリックするとその下の段落が表示されます。


open 属性

<details>タグには、openというブール型属性があります。これを追加すると、ページの読み込み時に最初からコンテンツが開いた状態になります。

HTML
<details open>
  <summary>最初から開いている例</summary>
  <p>このコンテンツは、ページを読み込んだ時点で既に表示されています。</p>
</details>

主な用途

<details>タグは、以下のような場面で特に役立ちます。

  • FAQ(よくある質問): 質問をクリックすると回答が表示される形式。

  • 詳細情報の表示: 商品や記事の概要だけを見せて、ユーザーが興味を持った場合に詳細情報を見せる。

  • ナビゲーションメニュー: サブメニューを折りたたんで表示し、画面をすっきりさせる。

このタグを使うことで、Webページの情報を整理し、ユーザーインターフェースをより使いやすくすることができます。

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