「It was great talking to you.」という文は、非常に一般的で便利な表現です。その構文や文法的なポイントを解説しますね。
文法解説
この文のポイントは、「It is 〜ing」という構文と、**動名詞「talking」**の使い方にあります。
「It was...」の構文
文頭の「It」は形式主語と呼ばれ、文の本当の主語である「talking to you」(あなたと話すこと)を指しています。日本語にすると、「あなたと話すことは素晴らしかった」となります。
この形式主語の構文は、以下のように様々な感情や評価を表現する際に使われます。
It's nice to meet you. (あなたに会えてよかったです。)
It was difficult to solve the problem. (その問題を解くのは難しかった。)
It's fun playing video games. (テレビゲームをするのは楽しい。)
動名詞「talking」
この文では、「talking to you」が「あなたと話すこと」という名詞の役割を果たしています。この「〜ing」の形は動名詞と呼ばれ、動詞を名詞として使うことができます。
Swimming is my favorite sport. (泳ぐことは私の大好きなスポーツです。)
I enjoy reading books. (私は本を読むことを楽しみます。)
「talking to you」は、動名詞とそれに続く句で、文の真の主語となっています。
まとめ
構文: 形式主語の「It」を使って、真の主語(この場合は「talking to you」)を後回しにしています。
文法: 動名詞(talking)が名詞の役割を果たし、文の主語になっています。
意味: 「あなたと話せてよかった」という感謝や楽しかった気持ちを伝える、丁寧で自然な表現です。
この表現は、会話の最後に相手への感謝や満足感を伝える際によく使われます。ぜひ覚えておくと便利ですよ。
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