Windows 11で「マイクを使用するには権限が必要です」というメッセージが表示される場合、それはプライバシー設定によって、アプリがマイクにアクセスすることを制限しているためです。
以下の手順で、マイクへのアクセス権限を設定・許可することができます。
マイクのアクセス権限を許可する手順
マイクのアクセス設定は、全体設定とアプリごとの設定の2段階で行う必要があります。
「設定」を開く
スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
または、Windowsキー +
キーを押して「設定」を開きます。
「プライバシーとセキュリティ」に移動する
設定画面の左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
マイクの設定を確認・変更する
画面をスクロールし、「アプリのアクセス許可」セクションにある「マイク」をクリックします。
全体設定を確認する
**「マイクへのアクセス」のトグルスイッチが「オン」**になっていることを確認します。
これが「オフ」だと、すべてのアプリでマイクが使えなくなります。
**「アプリにマイクへのアクセスを許可する」のトグルスイッチが「オン」**になっていることを確認します。
アプリごとの設定を確認する
「マイクにアクセスできるアプリを選ぶ」のリストが表示されるので、マイクを使いたいアプリ(例: Zoom、Teams、Skypeなど)の横にあるトグルスイッチが**「オン」**になっていることを確認します。
や
などのデスクトップアプリ(Microsoft Store以外からインストールしたアプリ)の場合:
リストの下部にある**「デスクトップアプリにマイクへのアクセスを許可する」が「オン」**になっていることを確認してください。デスクトップアプリは個別に設定できず、このスイッチで一括して許可されます。
これらの設定を変更後、再度マイクを使いたいアプリを起動して、問題が解決したかお試しください。
補足:物理的な確認も重要
もし上記の設定で解決しない場合は、以下の点も確認してください。
マイクの接続:有線マイクやヘッドセットの場合は、
に正しく接続されているか確認します。
マイクのミュートボタン:ヘッドセットやマイク自体に物理的なミュートスイッチがある場合は、それがオフになっているか確認します。
サウンド設定:
の設定 > システム > サウンド で、使用したいマイクが入力デバイスとして正しく選択され、音量がミュートになっていないか確認します。
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