Windows 11を使用する際、毎回シャットダウンする必要はありません。
短い時間(目安として1時間以内)パソコンから離れる場合や、すぐに作業を再開したい場合は、スリープを利用するのがおすすめです。スリープは低電力で待機するため、作業への復帰が非常に速く、消費電力もシャットダウンに比べて少なくて済みます。
しかし、以下のような場合はシャットダウン(または再起動)を検討すべきです。
長時間(目安として1時間を超える、または日を跨ぐなど)パソコンを使用しない場合
ノートPCを持ち運ぶ場合(スリープ中でも稼働している部品が衝撃で損傷するのを防ぐため)
パソコンの動作が不安定になったり、不具合が発生したりしている場合(システムのメモリ上のデータがリフレッシュされ、安定化に繋がります)
Windows Updateやソフトウェアのインストール・更新を行った場合(変更を正しくシステムに反映させるため)
シャットダウンとスリープの使い分けの目安
状態 | おすすめの操作 | 理由 |
短時間の離席(1時間程度まで) | スリープ | すぐに作業を再開でき、消費電力も少ない |
長時間の不使用、持ち運び | シャットダウン | 電力消費を抑え、ハードウェアへの負担や持ち運び時のリスクを軽減 |
不調時、更新後 | シャットダウンまたは再起動 | システムをリフレッシュし、変更を完全に適用する |
Windows 11では「高速スタートアップ」機能が標準で有効になっているため、通常のシャットダウンでも次回の起動は速くなっていますが、これは完全には電源を切っていない状態です。システムの不具合を完全にリフレッシュしたい場合は、「再起動」を行うか、$\text{Shift}$ キーを押しながら「シャットダウン」を選択する「完全シャットダウン」が有効です。
日常的な運用としては、短時間ならスリープを中心に、長時間使わない時や調子が悪い時にシャットダウンや再起動を行うと、利便性と安定性のバランスが取れます。
YouTube の検索結果から選んだ動画はこちらです: Windows ってシャットダウンしなくて良いの?
この動画は、Windows 11におけるシャットダウンの必要性について解説しており、本回答のテーマに合致しています。
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