第8世代Core i5-8250UとCore i5-8350Uの主な違いは、クロック周波数とIntel vProテクノロジーの有無です。
| 仕様 | Core i5-8250U | Core i5-8350U | 備考 |
| コア数/スレッド数 | 4コア/8スレッド | 4コア/8スレッド | 共通 |
| ベース動作周波数 | 1.6 GHz | 1.7 GHz | 8350Uがわずかに高い |
| ターボブースト最大周波数 | 3.4 GHz | 3.6 GHz | 8350Uがわずかに高い |
| Intel vPro | 非対応 | 対応 | 8350Uのみ対応 |
| キャッシュ | 6 MB | 6 MB | 共通 |
| TDP | 15 W | 15 W | 共通 |
1. クロック周波数(動作速度)
Core i5-8350Uの方が、ベース動作周波数(1.7 GHz vs 1.6 GHz)もターボブースト最大周波数(3.6 GHz vs 3.4 GHz)もわずかに高く設定されています。
これは、Core i5-8350Uの方が、わずかですが高い処理能力を発揮できることを意味します。
2. Intel vPro テクノロジー
Core i5-8350UはIntel vProテクノロジーに対応していますが、Core i5-8250Uは非対応です。
vProは、主に法人向けのPCで利用される機能で、リモートでの管理性、セキュリティ、安定性を高めるためのテクノロジー群です。
一般的な個人利用においては、vProの有無が性能や使い勝手に影響することはほとんどありません。
これらの違いから、Core i5-8350UはCore i5-8250Uの上位モデルとして位置づけられ、特に企業での利用を想定した管理機能(vPro)と、わずかに高い動作速度が特徴です。どちらのCPUも、第8世代Core i5として4コア/8スレッドを備えており、日常的なタスクや一般的なビジネス用途には十分な性能を持っています。
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