2025年10月20日月曜日

「It」を主語として使う、様々な状況での自然な英会話の例

 承知いたしました。「It」を主語として使う、様々な状況での自然な英会話の例を、いくつかの主要な使い方に分けてご紹介します。

英語の主語の「It」は、主に以下の3つのパターンで会話に登場します。

  1. 「それ」:直前の名詞を指す代名詞 (Previous thing)

  2. 「非人称のIt」:天気、時間、距離、状況などを表す (Weather, Time, Situation)

  3. 「仮主語のIt」:「~することは」「~だということ」などを後で説明するための形 (Formal/Dummy Subject)


1. 「それ」(代名詞として)

会話の中で話題になっている「物」や「事柄」を指す最も基本的な使い方です。

会話例 (A)

英語日本語
A: Where is my phone?私の電話どこ?
B: It's on the kitchen counter.それはキッチンカウンターの上だよ。

会話例 (B)

英語日本語
A: Have you seen the new sci-fi movie?新しいSF映画、もう見た?
B: Not yet. Is it good?まだ。あれは面白いの?
A: Yes, it's amazing!うん、すごくいいよ!

2. 非人称の It(天気・時間・状況など)

具体的な「それ」という意味がなく、主語として文の形を整えるために使われます。日常会話で非常に頻繁に使われます。

A. 天気・気温

英語日本語
A: How is the weather outside?外の天気はどう?
B: It's raining heavily. And it's really cold today.ひどい雨が降ってるよ。それに、今日は本当に寒いね。

B. 時間・日付

英語日本語
A: What time is it now?今、何時?
B: It's almost 6 o'clock.もうすぐ6時だよ。
A: What day is it today?今日は何曜日?
B: It's Monday.月曜日だよ。

C. 状況・様子

英語日本語
A: How was your first day at the new office?新しいオフィスでの初日はどうだった?
B: It was a bit stressful, but it was also exciting.少しストレスはあったけど、ワクワクもしたよ。
A: That sounds great!それは良かったね!

3. 仮主語の It(It is + 形容詞 + to/that...)

「〜することは」「〜だということ」 が主語になる場合、その内容を文の後ろに回して、代わりに文頭に It を置く使い方です。

A. to不定詞を伴う場合

英語日本語
A: I'm thinking of starting a new hobby.新しい趣味を始めようと思っているんだ。
B: That's a good idea! It's important to have something you enjoy.いい考えだね!楽しいことを持っているのは大切だよ
A: But it's so difficult to find the time!でも、時間を見つけるのがすごく難しいんだ!

B. that節を伴う場合(〜だということ)

英語日本語
A: Why did Sarah quit her job?サラはなんで仕事を辞めたの?
B: I don't know the exact reason, but it seems that she got a better offer.正確な理由は知らないけど、彼女はもっと良いオファーをもらったみたいだよ

その他の便利な表現

英語日本語
It depends.場合によるね。/ 状況次第だよ。
It's up to you.あなた次第だよ。/ あなたに任せるよ。
It's my treat.私のおごりだよ。
It doesn't matter.気にしないで。/ 重要じゃないよ。
It takes three hours.3時間かかるよ。 (時間)
It's about 5 kilometers.5キロくらいあるよ。 (距離)

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