MP4動画をウェブページに表示するには、HTML5の<video>
タグを使用します。これはYouTubeのような動画プレイヤーを自作する最も簡単な方法です。
基本的なHTMLコード
以下は、最もシンプルで一般的な<video>
タグのコード例です。
<video controls>
<source src="your-video.mp4" type="video/mp4">
お使いのブラウザは動画に対応していません。
</video>
コードの説明
<video>タグ
動画プレイヤーを作成する基本的な要素です。
controls属性
この属性を追加することで、再生、一時停止、音量調整、フルスクリーン表示などの標準的なコントロールボタンが表示されます。これがないと、動画は表示されますが操作できません。
<source>タグ
動画ファイルの場所(src)と形式(type)を指定します。複数の<source>タグを入れることで、異なるブラウザやデバイスに対応する複数の動画ファイル(例:.mp4、.webm、.ogg)を用意できます。ブラウザはリストの先頭から順に再生可能なファイルを探します。
フォールバックテキスト
<video>タグ内に書かれた「お使いのブラウザは動画に対応していません。」というテキストは、<video>タグをサポートしていない古いブラウザ向けのメッセージです。
その他の便利な属性
autoplay
ページが読み込まれたら自動的に動画を再生します。多くのブラウザでは、ユーザーエクスペリエンスを考慮して、音声なしの場合のみ自動再生が許可されます。
loop
動画が最後まで再生された後、自動的に最初から繰り返して再生します。
muted
動画の音声を最初からミュートにします。autoplayと組み合わせてよく使われます。
poster
動画が再生される前に表示されるサムネイル画像を指定します。poster="thumbnail.jpg"のように使用します。
width と height
動画プレイヤーの幅と高さをピクセル単位で指定します。例えば、width="640"とすると幅が640ピクセルになります。
これらの属性を組み合わせて、よりカスタマイズされた動画プレイヤーを作成できます。たとえば、自動再生でループするミュート動画は以下のようになります。
<video width="320" height="240" autoplay loop muted>
<source src="your-video.mp4" type="video/mp4">
お使いのブラウザは動画に対応していません。
</video>
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