郵送物を「簡易書留」で送る場合のメリットは、以下の3つの点が特に重要です。
1. 追跡サービスで配達状況が確認できる
郵便局が、郵便物を引き受けた時点と、受取人に配達した時点を記録します。この記録は、郵便追跡サービスを利用することで、インターネット上でいつでも確認することができます。これにより、**「いつ、どこで引き受けられ、いつ、相手に届いたか」**を把握できるため、大切な書類や荷物が今どこにあるのか、無事に届いたのかを確認でき、安心感が高まります。
2. 万一の際の損害賠償
郵便物が万が一、配送途中で紛失したり破損したりした場合、最大5万円までの実損額が補償されます。通常の郵便物にはこのような補償がないため、重要な書類や商品券、チケットなど、金銭的価値のあるものを送る際に、万が一のトラブルに備えることができます。
3. 受取人への確実な手渡し
簡易書留は、受取人の郵便受けに投函されるのではなく、配達員が直接手渡しします。受け取り時には、受取人のサインか印鑑が必要となります。これにより、「確かに相手に届いた」という証明が得られ、誤配や紛失のリスクを大幅に減らすことができます。特に、契約書や証明書など、確実に相手に届ける必要がある書類を送る際に、このメリットは非常に大きいです。
まとめ
簡易書留は、通常の郵便料金に加えて、追加料金(320円、2025年8月現在)を支払うことで、**「追跡」「補償」「手渡し」**という3つの大きなメリットを得ることができます。これにより、重要度が高く、確実に送付したい郵便物を安心して送るための、費用対効果の高いサービスと言えます。
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