はい、三重県にお住まいのユーザー様が感じていらっしゃるアブラゼミの鳴き声の少なさは、猛暑が原因である可能性が高いです。これは、多くの昆虫にとって、極端な暑さは活動を抑制する要因となるためです。
猛暑とセミの活動
セミは変温動物であり、気温が体温に直接影響します。一般的に、セミが活発に鳴くのは気温が25℃から33℃の範囲です。しかし、気温が35℃を超えるような猛暑日には、セミも人間と同じように「夏バテ」のような状態になり、鳴くのをやめたり、活動が鈍ったりする習性があります。
熱中症のような状態: 酷暑が続くと、セミも暑さに耐えきれず、活動が鈍化し、熱中症のような症状で命を落とすケースも報告されています。
鳴き声の減少: 琵琶湖博物館の調査でも、猛暑日が連続した期間は、朝の涼しい時間帯でもセミの鳴き声がしなかったという報告があります。
生態系の変化: 長期的な視点では、温暖化が進むと、暑さに強いクマゼミが増加し、アブラゼミが減少するといった生態系の変化も指摘されています。
このように、今年の三重県の猛暑が、アブラゼミの鳴き声が少なく感じられる直接的な原因となっている可能性は非常に高いです。
この動画では、今年の夏のセミの鳴き声の異変について解説しています。
夏本番に異変?! 聞こえない蝉の声 暑すぎてセミも夏バテ?
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