冷暖自知とは、以下の意味を持つ四字熟語です。
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意味:
- 水が冷たいか温かいかは、人に聞いたり教えられたりするのではなく、実際に自分で触れたり飲んだりして初めて分かるということ。
- 転じて、物事の真実は体験を通して初めて理解できるものであること。
- また、他人の気持ちや状況は、その人自身にしか分からないことを表す。
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由来:
- 仏教の言葉に由来し、特に禅宗でよく用いられる。
- 「伝灯録」という書物に、「人の水を飲みて、冷暖自ら知るが如し」という一文がある。
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使い方:
- 「彼は、冷暖自知の思いで、実際にその土地を訪れてみることにした。」
- 「いくら言葉で説明しても、冷暖自知だ。実際に体験してみないと分からないだろう。」
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類似の言葉:
- 百聞は一見に如かず
- 体験に勝るものなし
冷暖自知は、体験を通して得られる知識や感情の大切さを教えてくれる言葉です。
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