2025年6月23日月曜日

曹操の息子、曹沖(そうちゅう)が象の重さを測ったという有名なエピソードの出典

 曹操の息子、曹沖(そうちゅう)が象の重さを測ったという有名なエピソードは、中国の正史である**『三国志』**に記されています。

具体的には、**『三国志』の「魏書(ぎしょ)巻二十 武文世王公伝(ぶぶんせいのうこうでん)」**にその記述があります。

原文は以下の通りです。

時孫權曾致巨象,太祖欲知其斤重,訪之群下,咸莫能出其理。

沖曰:「置象大船之上,而刻其水痕之所至,稱物以載之,則校可知矣。」

太祖大悅,即施行焉。

現代語訳:

ある時、孫権が大きな象を献上した。太祖(曹操)はその重さを知りたがり、家臣たちに尋ねたが、誰もその方法を思いつくことができなかった。

(その時)曹沖が言った。「象を大きな船に乗せ、(象の重さで)水面が達したところに印をつけ、その印まで水面が来るように他の物を船に載せて重さを測れば、象の重さがわかります。」

太祖(曹操)は大いに喜び、すぐにその通りに実行した。

このエピソードは、幼い曹沖の優れた知恵を示す話として、中国では古くから広く知られています。また、アルキメデスの原理に通じる賢さとして、現代の子供向けの教育教材などでもよく取り上げられています。

なお、この「象の重さを測る話」には、インドの仏教説話に類似の話があることも指摘されており、その原話はインドにある可能性も考えられています。しかし、曹沖のエピソードとして記録されているのは、上記の『三国志』の記述が直接の出典となります。

人間の比重

 一般的に人間の比重は、約0.92から1.08の間にあり、多くの場合1に近い値です。

比重は、ある物質の密度を基準となる物質(通常、水)の密度で割った値です。水の比重は基準となるため「1」です。

  • 比重が1より小さい物質は水に浮きます。
  • 比重が1より大きい物質は水に沈みます。

人間の体は、様々な組織で構成されており、その構成比によって比重が異なります。

  • 脂肪の比重:約0.9 g/cm³(水より小さいので水に浮きやすい)
  • 筋肉や骨の比重:約1.1 g/cm³(水より大きいので水に沈みやすい)

したがって、

  • 体脂肪率が高い人は、水に浮きやすい(比重が1より小さい傾向にある)
  • **筋肉量や骨量が多い人(体脂肪率が低い人)**は、水に沈みやすい(比重が1より大きい傾向にある)

ということになります。

おおよその平均値として、人間の比重は1に近いため、水に浮くか沈むかは、個人の体脂肪率や肺にどれだけ空気が入っているか(息を吸っているか吐いているか)によって変わってきます。息を大きく吸い込んで肺に空気をたくさん入れると浮きやすくなり、息を吐き出すと沈みやすくなるのはこのためです。

小学校6年生は何歳ですか

 小学校6年生は、一般的に11歳から12歳です。

日本では、4月1日時点でその学年の年齢に達していることが基準となります。

  • 例えば、2025年4月1日の時点で11歳になっている子は、2025年度の小学6年生になります。
  • 学年の途中で誕生日を迎える子もいるので、同じクラスでも11歳の子と12歳の子が混在することになります。

ユニコーン企業の定義

 「ユニコーン企業」という言葉は、近年、世界のビジネスシーンでよく耳にするようになりました。これは、非常に稀で大きな成長を遂げたスタートアップ企業を指す造語です。


ユニコーン企業の定義

ユニコーン企業の定義は、以下の4つの条件をすべて満たす企業を指します。

  1. 評価額が10億ドル(約1,500億円相当)以上であること

    • 企業が非公開のまま、その価値が10億ドルを超えていることが条件です。この評価額は、投資家からの資金調達の際に、投資家がその企業の将来性や成長性を評価して算出されます。
  2. 設立から10年以内であること

    • 比較的新しい企業でありながら、短期間で急成長を遂げていることが重要です。
  3. 非上場(未上場)であること

    • 株式公開(IPO)をしていない企業が対象です。上場してしまうと、その時点からユニコーン企業の定義からは外れます。例えば、日本のフリマアプリ「メルカリ」も、上場前はユニコーン企業でしたが、上場後にその定義からは外れました。
  4. 主にテクノロジー関連の企業であること

    • 一般的に、革新的なテクノロジーやビジネスモデルを基盤としたスタートアップ企業がユニコーン企業として認識されることが多いです。AI(人工知能)、Eコマース、フィンテック(金融技術)、SaaS(Software as a Service)などの分野で多く見られます。

「ユニコーン」という言葉の由来

この言葉は、2013年に米国のベンチャーキャピタリスト、アイリーン・リー氏によって提唱されました。当時、これらの4つの条件を満たす企業は非常に少なく、あたかも伝説上の一角獣「ユニコーン」のように、極めて希少で、滅多にお目にかかれない存在であることから名付けられました。

ユニコーン企業の特徴

ユニコーン企業は、その定義からわかるように、以下のような特徴を持つことが多いです。

  • 革新的なビジネスモデルや技術: 既存の業界に破壊的なイノベーションをもたらしたり、全く新しい市場を創造したりする力を持っています。
  • 急成長: 短期間でユーザー数や売上を劇的に伸ばし、急速に企業価値を高めます。
  • 多額の資金調達: 大手のベンチャーキャピタルや投資ファンドから巨額の資金を調達し、その資金を成長戦略に投じます。
  • グローバルな視点: 最初から世界市場を視野に入れたビジネス展開を目指す企業が多いです。

関連する言葉

ユニコーン企業よりもさらに評価額が大きい未上場企業には、以下のような呼称もあります。

  • デカコーン企業 (Decacorn): 評価額が100億ドル(約1.5兆円相当)以上の企業。「デカ」は10を意味します。
  • ヘクトコーン企業 (Hectocorn): 評価額が1,000億ドル(約15兆円相当)以上の企業。「ヘクト」は100を意味します。これは非常に稀で、世界でも数社しか存在しません。

ユニコーン企業は、未来の経済を牽引する可能性を秘めた存在として、世界中の投資家や企業から注目されています。