宮城県オリジナルいちご品種「もういっこ」について
1. 概要
「もういっこ」は、宮城県オリジナルのいちご品種です。2010年に品種登録され、2012年から販売が始まりました。
特徴
- 大粒で円錐形をしている
- 果皮は鮮やかな紅色
- 果肉はしっかりとしていて、甘味と酸味のバランスが良い
- 日持ちが良い
「もういっこ」という名前は、**「ついつい『もう一個』と手を伸ばしてしまう」**という願いを込めたものです。
2. 開発経緯
「もういっこ」は、宮城県農業試験場が、「とちおとめ」 と 「さちのか」 を掛け合わせて開発しました。
「とちおとめ」は、大粒で甘味が強いのが特徴ですが、日持ちがあまり良くありません。一方、「さちのか」は、日持ちが良く、酸味が強いのが特徴です。
「もういっこ」は、「とちおとめ」の甘味と「さちのか」の日持ちの良さを兼ね備えた品種として開発されました。
3. 栽培
「もういっこ」は、主に高設栽培で栽培されています。高設栽培とは、地面から離れた棚でいちごを栽培する方法です。高設栽培にすることで、風通しが良くなり、病害虫の発生を抑えることができます。
4. 味わい
「もういっこ」は、甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーな味わいが特徴です。そのまま食べるだけでなく、ジャムやケーキなどの加工品にも適しています。
5. 購入
「もういっこ」は、宮城県内のスーパーマーケットや直売所で販売されています。旬は4月~5月です。
6. その他
「もういっこ」は、宮城県を代表するいちご品種として、人気があります。近年では、栽培面積も拡大しており、全国的に知名度も上がってきています。
7. まとめ
「もういっこ」は、大粒で甘味と酸味のバランスが良く、日持ちも良い宮城県オリジナルのいちご品種です。ぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか。
参考情報
- 宮城県オリジナルいちご品種「もういっこ」
- JA全農みやぎ「もういっこ」 [無効な URL を削除しました]
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