2024年5月10日金曜日

宮城県オリジナルいちご品種「もういっこ」について

 

宮城県オリジナルいちご品種「もういっこ」について

1. 概要

「もういっこ」は、宮城県オリジナルのいちご品種です。2010年に品種登録され、2012年から販売が始まりました。

特徴

  • 大粒で円錐形をしている
  • 果皮は鮮やかな紅色
  • 果肉はしっかりとしていて、甘味と酸味のバランスが良い
  • 日持ちが良い

「もういっこ」という名前は、**「ついつい『もう一個』と手を伸ばしてしまう」**という願いを込めたものです。

2. 開発経緯

「もういっこ」は、宮城県農業試験場が、「とちおとめ」「さちのか」 を掛け合わせて開発しました。

「とちおとめ」は、大粒で甘味が強いのが特徴ですが、日持ちがあまり良くありません。一方、「さちのか」は、日持ちが良く、酸味が強いのが特徴です。

「もういっこ」は、「とちおとめ」の甘味と「さちのか」の日持ちの良さを兼ね備えた品種として開発されました。

3. 栽培

「もういっこ」は、主に高設栽培で栽培されています。高設栽培とは、地面から離れた棚でいちごを栽培する方法です。高設栽培にすることで、風通しが良くなり、病害虫の発生を抑えることができます。

4. 味わい

「もういっこ」は、甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーな味わいが特徴です。そのまま食べるだけでなく、ジャムやケーキなどの加工品にも適しています。

5. 購入

「もういっこ」は、宮城県内のスーパーマーケットや直売所で販売されています。旬は4月~5月です。

6. その他

「もういっこ」は、宮城県を代表するいちご品種として、人気があります。近年では、栽培面積も拡大しており、全国的に知名度も上がってきています。

7. まとめ

「もういっこ」は、大粒で甘味と酸味のバランスが良く、日持ちも良い宮城県オリジナルのいちご品種です。ぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか。

参考情報

0 件のコメント:

コメントを投稿