2024年7月4日木曜日

壇中穴(だんちゅうけつ)というツボについて

 壇中穴は、任脈(じんみゃく)と呼ばれる経穴の一つで、胸の中央、両乳頭を結んだ線の真ん中にあるツボです。胸骨正中線上で乳頭下4寸(約12cm)のところに位置します。

別名

  • 中庭(ちゅうてい)
  • 上脘(じょうかん)
  • 丹田(たんでん)

効能

  • 胸痛、心痛、胃痛、嘔吐、咳、喘息、不眠、めまい、動悸、精神不安、ストレスなど
  • 胃腸の調子を整える
  • 免疫力を高める
  • ストレスを解消する
  • 集中力を高める
  • 精神を安定させる

押し方

  • 仰向けに寝て、リラックスします。
  • 両手の親指の腹を軽く重ね、壇中穴に当てます。
  • ゆっくりと息を吐きながら、5秒ほど押し、5秒ほど間隔を置きます。
  • これを10回程度繰り返します。
  • 指圧だけでなく、お灸や鍼灸治療でも効果があります。

注意事項

  • 妊娠中や授乳中の方は、刺激が強すぎる場合は避けてください。
  • 皮膚に炎症がある場合は、刺激しないように注意してください。

その他

  • 壇中穴は、東洋医学では「気の海」と呼ばれる重要なツボです。
  • 呼吸と合わせて刺激することで、より効果が期待できます。
  • 毎日継続して刺激することで、心身の健康増進に役立ちます。

壇中穴は、心身の健康に役立つ重要なツボです。ぜひ毎日刺激して、健康増進に役立ててください。

参考

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