「NPTech(エヌピーテック)イニシアティブ」は、日本NPOセンターと複数のIT企業(NTTデータ、デル・テクノロジーズ、インテルなど)が連携し、NPOのデジタル化を「コレクティブインパクト(協力体制)」で支援するプロジェクトです。
ここで言われる**「みんなで学ぶITの基礎とノウハウ」**は、単にツールを導入するだけでなく、ITのプロである企業社員が講師となり、NPOの日常業務に直結する知識を基礎から底上げすることを目的としています。
具体的に解説されている主な項目と内容は以下の通りです。
1. 基礎体力づくり:PCと周辺知識
「どれを買えばいいか分からない」という初期の悩みから、日々の動作トラブルまでをカバーします。
PCの選び方と種類: スペック(CPU、メモリ等)の見方、ノートPCとデスクトップの使い分け、「AIパソコン」などの最新トレンド。
Windows 10サポート終了への対応: OSの更新期限や、買い替え時の注意点。
IT用語の「翻訳」: 専門用語をNPOの現場で使う言葉に置き換えて理解する(NTTデータ等の社員が解説)。
2. 安全に活動するための「セキュリティ」
NPOが最も恐れる「情報漏えい」や「乗っ取り」を防ぐための実践的な知識です。
サイバー攻撃とリスク管理: 最新のフィッシング詐欺やウイルスへの対策。
データの保存と管理: クラウドストレージ(Google DriveやOneDrive等)の安全な設定と、バックアップの重要性。
組織内のルール作り: パスワード管理や、私用PC利用時のセキュリティ。
3. 情報発信のノウハウ:伝える技術
活動を支援者や世の中に届けるための「お作法」を学びます。
オンラインでのライティング: ブログやSNS、メルマガで「読まれる」文章の書き方(紙の媒体との違い)。
デジタルコミュニケーション: SNSの活用法や、ウェブサイトをアクセシブル(誰にでも見やすく)にするコツ。
4. 最新トレンド:生成AIの活用
2024年〜2025年にかけて特に注力されている項目です。
生成AI(ChatGPT等)の基本: AIで何ができるのか、業務のどこを自動化できるのか。
リスクと倫理: AIを使う際の情報漏えいリスクや、著作権、回答の正確性の確認方法。
NPOの実務活用事例: 助成金の申請書作成の補助、イベント告知文の作成など。
NPTechイニシアティブの特徴
このプログラムが他のIT研修と違うのは、以下の2点です。
講師が「現役のIT企業社員」: 普段は競合関係にあるIT企業が、NPO支援のためにスクラムを組み、最新の技術知見を提供しています。
NPO視点への寄り添い: 「ITは苦手だが、社会課題を解決したい」というNPOスタッフの熱意に合わせ、専門用語を使わない「やさしいIT」を徹底しています。
次のステップへのご提案
もし、こうした「基礎とノウハウ」を具体的にどう取り入れるか検討されている場合、**「まずは自団体のITレベルがどのあたりにあるか(診断)」や、「活用できそうなIT企業提供の割引プログラム(テックスープ等)」**について詳しくお調べしましょうか?
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