SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは、インターネットで**メールを「送信」したり「転送」したりするための通信規約(プロトコル)**のことです。
一言でいうと、**「メールを相手のサーバーまで届けるための郵便局員さん」**のような役割です。
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1. SMTPの主な役割
メールをやり取りする際、SMTPは以下の2つの場面で活躍します。
送信: あなたのメールソフト(Outlookなど)から、あなたが契約しているメールサーバーへメールを運ぶ。
転送: 自分のメールサーバーから、相手(受信者)のメールサーバーへメールをリレー形式で受け渡す。
2. SMTP・POP・IMAP の違い(役割分担)
メールのプロトコルには、SMTPの他に「POP」や「IMAP」がありますが、これらは役割が全く異なります。
| プロトコル | 役割 | たとえ話 |
| SMTP | 送信・転送 | メールをポストから回収し、相手の郵便局へ届ける役割 |
| POP | 受信(ダウンロード) | 郵便局に届いた手紙を、自分の家(PC)に持ち帰る役割 |
| IMAP | 受信(同期) | 郵便局の中にある私書箱の中身を、外から眺める役割 |
ポイント:
SMTPは「送る専用」、POPやIMAPは「受け取る専用」です。メールの設定をするときに必ず両方の設定が必要なのは、このためです。
3. よく目にする「ポート番号」と「SMTP認証」
メールの設定画面でよく見る用語も簡単に解説します。
ポート番号:
SMTPという郵便局員が通る「専用のドア番号」のようなものです。
587番: 現在の主流。迷惑メール対策が施された送信専用ドア。
465番: 通信を暗号化(SSL/TLS)して送るための安全なドア。
25番: 昔の標準。現在はセキュリティ上の理由で個人向けにはほぼ使われません。
SMTP認証(SMTP AUTH):
メールを送る際、「私はこのサーバーの正当な利用者です」とIDとパスワードで証明する仕組みです。これがないと、誰でも勝手にサーバーを使って迷惑メールを大量送信できてしまうため、現在は必須の設定となっています。
💡 もしメールが送れない時は?
「受信はできるのに送信だけできない」というトラブルの多くは、このSMTPの設定ミスが原因です。
送信サーバーのアドレスが間違っている。
ポート番号が587や465になっていない。
「送信サーバーは認証が必要」というチェックボックスが外れている。
これらを確認することで、解決することが多いです。
次に知りたいことはありますか?
例えば、「GmailやOutlookでの具体的なSMTP設定値」を知りたい場合や、「最近よく聞く『SPF/DKIM』といった送信ドメイン認証」について知りたい場合など、お気軽にお尋ねください。
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