結論から申し上げますと、ピンフのみの手でリーチをかけずに上がる(ロンあがり・ツモあがり)ことは、基本的にはできません。
麻雀には「最低でも1役(役あり)でないとあがれない」というルールがありますが、ピンフという役を確定させるためには、少し特殊な条件が関わってくるからです。
1. なぜ「ピンフのみ」でロンあがりできないのか?
麻雀には**「門前清模和(メンゼンツモ)」**という役があります。これは、一度も鳴かずに自分の力だけでツモってきたときにつく1役です。
ツモあがりの場合:
「ピンフ」という役がなくても、門前でツモればそれだけで「ツモ」という1役がつくため、あがることができます。このとき、結果的に「ピンフ・ツモ」という2役になります。
ロンあがりの場合:
相手から出た牌で「ロン」と言うには、その時点で何かしらの役が確定していなければなりません。リーチをかけていない状態で、他に役(タンヤオや役牌など)がない「ピンフのみ」の形だと、役なしとみなされ、チョンボになってしまいます。
2. 「ピンフのみ」であがれる例外
以下の場合は、リーチなしでもあがることができます。
役を組み合わせる:
「ピンフ + タンヤオ」や「ピンフ + 三色同順」など、他の役が一緒に成立していれば、リーチなしのロンあがりが可能です。
ツモる:
前述の通り、ツモれば「メンゼンツモ」という役がつくため、あがれます。
3. 初心者の方へのアドバイス
ピンフの形(すべて順子で、頭が役牌以外、待ちが両面)ができているときは、迷わず**「リーチ」**をかけるのが王道です。
リーチをかけることで:
「リーチ」という1役が確定し、ロンあがりができるようになる。
「一発」や「裏ドラ」のチャンスが増え、打点が上がる。
まとめ:
「ピンフのみ(他に役がない)」の状態で相手から出た牌でロンあがりしたいなら、必ずリーチが必要です!
次は、ピンフが成立するための細かい条件(頭の牌の種類など)について詳しくお伝えしましょうか?
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