小学4年生は、低学年の頃よりも「ユーモアの理解」や「他者への共感」がぐんと深まる時期です。朝の7分間にぴったりの、4年生の心に響く絵本を3つのカテゴリーでご紹介します。
1. 想像力とユーモアで盛り上がる本
『たぷの里』(藤岡拓太郎/作)
内容: 謎の力士「たぷの里」が、日常のあらゆる場面に現れて、お腹で「たぷ」っと受け止めるだけのシュールな絵本です。
4年生へのポイント: 4年生くらいの年頃は、こうした理屈抜きのシュールな笑いが大好きです。朝から教室が明るい笑いに包まれます。3分ほどで読めるので、前後のトークで盛り上がる余裕があります。
2. 深いメッセージが心に残る本
『なまえのないねこ』(竹下文子/文、町田尚子/絵)
内容: 街に住む名前のない猫が、自分だけの「名前」を探して歩くお話。最後に見つけた「本当に欲しかったもの」とは…。
4年生へのポイント: 絵が非常に美しく、4年生なら猫の心の機微をしっかり受け止めることができます。「自分にとって大切なものは何か」を、説教臭くなく伝えられる名作です。ゆっくり読んで5〜6分です。
3. 好奇心を刺激する本
『もしも、ぼくの背中に羽が生えたら』(キャスリーン・セドゥ/作)
内容: もしも人間に羽が生えたら、どんな飛び方をして、どんな景色が見えるのか?を科学的・空想的に描いた本。
4年生へのポイント: 4年生は理科の学習も本格化し、知的好奇心が旺盛です。「もしも…」という仮定の話は、彼らの想像力を強く刺激します。図鑑のような細かな絵も多いため、見せながら読むと食い入るように見てくれます。
選ぶ際のアドバイス
7分という限られた時間ですので、以下の2点に注意して選んでみてください。
「試し読み」で時間を測る: 黙読と音読では時間が異なります。実際に声に出して読み、5分〜6分程度に収まるものを選ぶと、落ち着いて読み終えられます。
絵の大きさを確認する: 教室の後ろの席の子からも見えるよう、できるだけ絵がはっきりしていて、サイズが大きめの本を選ぶのがコツです。
素敵な読み聞かせの時間になりますように!
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