リース料金の仕訳は、その契約が**「オペレーティング・リース」か「ファイナンス・リース」**かによって大きく異なります。
2024年現在の一般的な会計処理(中小企業会計指針等)に基づいた、主な仕訳例をまとめました。
1. オペレーティング・リース(賃貸借処理)
コピー機やレンタルサーバーなど、多くの一般的なリースはこちらに該当します。単純に「借りている」状態なので、支払った時に費用計上します。
| タイミング | 借方勘定科目 | 貸方勘定科目 | 備考 |
| 毎月の支払時 | 支払リース料 | 現金預金 | 消費税は支払ごとに発生 |
仕訳例: 毎月のリース料 11,000円(税込)を振込で支払った。
(借)支払リース料 10,000 / (貸)普通預金 11,000
(借)仮払消費税等 1,000
2. ファイナンス・リース(売買処理)
「実質的に分割払いで購入した」とみなされる契約です。契約時に「資産」と「負債」を計上する必要があります。
※中小企業の場合、少額(300万円以下など)であればオペレーティング・リースと同様の処理が認められる場合があります。
① 契約開始時
リース資産(モノ)とリース債務(借金)を同額で計上します。
(借)リース資産 500,000 / (貸)リース債務 500,000
② 毎月の支払時
元本の返済分と、利息分を分けて仕訳します(利息抜き法の場合)。
(借)リース債務 8,000 / (貸)普通預金 11,000
(借)支払利息 2,000
(借)仮払消費税 1,000
③ 決算時(減価償却)
自分の資産として減価償却を行います。
(借)減価償却費 XXX / (貸)リース資産累計額 XXX
3. 判断のポイント
どちらの処理にすべきか迷った場合は、以下の基準をチェックしてください。
中途解約ができるか?
できる → オペレーティング・リース
原則できない → ファイナンス・リースの可能性が高い
フルペイアウト(代金のほぼ全額を支払う)か?
リース料総額が、物件価格の概ね 90% 以上 → ファイナンス・リース
[!TIP]
コピー用テンプレート
一般的な「賃貸借処理(オペレーティング・リース)」の仕訳です。
(借) 支払リース料 [金額] / (貸) 普通預金 [金額]
ご自身の契約がどちらに該当するか、リース会社から届いている「契約締結のお知らせ」などの書類を確認してみるのが一番確実です。
もし、特定の契約内容(金額や期間など)について詳しく知りたい場合は、続けて教えてくださいね
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