中江有里さんは、女優、作家、歌手として多岐にわたり活躍する日本の著名人です。1973年大阪府生まれ。法政大学を卒業しています。
1989年に芸能界デビュー後、数多くのテレビドラマや映画に出演し、女優としてのキャリアを確立しました。特に、NHK連続テレビ小説「走らんか!」のヒロインや、映画「学校」「風の歌が聴きたい」などでの演技が知られています。
一方、読書家としても知られ、その知識を活かして2004年から長年にわたりNHK BS2の書評番組「週刊ブックレビュー」の司会を務めました。これをきっかけに文筆業にも力を入れ始め、2002年には「納豆ウドン」で「NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞」最高賞を受賞し脚本家デビュー。その後、小説、エッセイ、書評などを数多く手がけ、作家としても高い評価を得ています。主な著書に小説『愛するということは』『残りものには、過去がある』『水の月』『万葉と沙羅』などがあります。
近年では、報道番組のコメンテーターや、読書に関する講演活動も積極的に行っています。また、文化庁文化審議会委員や天理大学客員教授など、文化や教育分野においても委員や教職を務めるなど、活動の幅を広げています。
2019年からは歌手活動も再開しており、アルバムのリリースやライブなども行っています。
女優、作家、歌手、そしてコメンテーターや文化人として、様々な分野でその才能を発揮し続けている存在です。2025年には主演映画「道草キッチン」の公開も予定されています。
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