2026年3月8日日曜日

「新QC7つ道具(N7)」とは

 「新QC7つ道具(N7)」は、数値データではなく**「言葉(言語データ)」**を整理し、複雑な問題の解決策を見つけ出すための手法です。

従来の「QC7つ道具」が工場の製造現場などで「数値」を分析するのに向いているのに対し、新QC7つ道具は計画部門や管理部門などで**「混沌とした状況を整理し、将来の構想を練る」**際によく使われます。


新QC7つ道具(N7)の一覧

それぞれの役割と特徴をまとめました。

手法名目的・特徴
① 親和図法バラバラな意見や事実(言語データ)を、親和性(似たもの同士)でグループ化して構造を整理する。
② 連関図法「原因」と「結果」が複雑に絡み合った問題に対し、論理的に矢印で結んで「主要原因」を突き止める。
③ 系統図法目的を達成するために「目的→手段」をツリー状に展開し、具体的な実行プランまで落とし込む。
④ マトリックス図法行と列(L型、T型など)に対応させて、要素間の関係の有無や重要度を一目で把握する。
⑤ アロー・ダイヤグラム最適な日程計画を立てるためのネットワーク図。作業の順序と日数を明確にし、重点管理項目を見つける。
⑥ PDPC法事態が予測困難な場合に、あらかじめ「もしこうなったら」という予測を立て、回避策を考えておく。
⑦ マトリックス・データ解析法新QC7つ道具の中で唯一の数値解析手法。 多変量解析を用いて、相関関係を平面上にプロットする。

代表的な図のイメージ

従来(旧)のQC7つ道具との違い

簡単に言うと、「過去の分析」か「未来の計画」かの違いです。

  • QC7つ道具(旧): パレート図、ヒストグラムなど。「数値」を使って、起きた問題の原因を特定する。主に現場向け。

  • 新QC7つ道具(N7): 親和図、系統図など。「言葉」を使って、これからどうするかの方針を決める。主に管理者・事務局向け。


[!TIP]

実務での活用例

例えば、PCクラブの運営で「会員を増やすには?」という漠然とした課題がある場合、まず親和図法で会員の悩みを整理し、次に系統図法で具体的な募集キャンペーンの計画を立てる、といった具合に組み合わせて使うのが効果的です。

📋 この回答をコピーする


この中で、特に「親和図法(付箋を使って整理する方法)」や「系統図法(ツリー形式)」など、具体的に詳しく知りたい手法はありますか?書き方のコツなどもお伝えできます。

0 件のコメント:

コメントを投稿