2026年4月25日土曜日

最近の韓国と日本の貿易額はどんなですか?傾向的な増減は数字にあらわれていますか?

 最近の日本と韓国の貿易額は、一時期の落ち込みから回復・安定化の傾向にあります。2024年から2025年にかけては、外交関係の改善や半導体需要の復活を背景に、数字にもはっきりとした動きが出ています。

最新の状況を整理して解説します。


1. 最近の貿易額の推移(全体像)

2024年の日韓の貿易総額は約714億ドル(約10兆円〜11兆円規模)で、前年比で約1.4%の微増となりました。2022年のピーク(約800億ドル)からは少し落ち着いたものの、2023年の停滞期を抜けて再び上昇基調にあります。

2. 輸出入の内訳とバランス

日本から韓国への「輸出」が、韓国から日本への「輸入」を上回る日本の貿易黒字が続いています。

項目2024年実績(概算)主な品目
日本からの輸出約418億ドル半導体製造装置、電子部品、自動車部品
韓国からの輸入約296億ドル石油製品(軽油など)、半導体(メモリ)、鉄鋼
貿易収支約122億ドルの黒字

2026年に入ってからもこの傾向は続いており、特に日本の輸出額が前年同月比で10%以上増加する月が出るなど、勢いが増しています。


3. なぜ数字が伸びているのか?(3つの背景)

  1. 半導体市場の復活

    生成AIの普及により、韓国が得意とする「メモリ半導体」と、日本が得意とする「半導体製造装置・材料」の相互取引が非常に活発になっています。これが貿易額を押し上げる最大のエンジンです。

  2. 外交関係の改善による安心感

    日韓関係が安定したことで、企業同士の長期的な契約や投資が進みやすくなりました。かつての輸出管理の問題などが沈静化したことも、数字にプラスの影響を与えています。

  3. 為替(円安)の影響

    円安の影響で、日本製品の価格競争力が上がり、韓国への輸出額が金額ベースで膨らんでいる側面もあります。


まとめ:傾向的な増減について

明確な**「V字回復から安定成長」**への移行が見て取れます。

  • 2023年まで: 世界的な景気後退や関係悪化で減少傾向。

  • 2024年以降: ハイテク分野(半導体)を軸にプラスに転じ、現在もその勢いを維持。

特に最近は、観光客の往来(サービス貿易)も過去最高レベルになっており、モノの売り買いだけでなく、経済全体での結びつきが一段と強まっているのが特徴です。

こうしたデータに基づいた経済の動きは、今後の両国の協力関係を占う上でも重要な指標となりそうです。

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