高野山の町石道の起点は慈尊院ですが、高野山の終点は一般的に根本大塔(こんぽんだいとう) とされています。
慈尊院から根本大塔まで、一町(約109メートル)ごとに建てられた町石は180基あります。これが、町石道の「胎蔵界曼荼羅」を表す区切りとされています。
ご質問の「奥の院までは36町ですか」についてですが、根本大塔から奥の院の弘法大師御廟までは、さらに36町の町石が続いています。こちらは「金剛界曼荼羅」を表すとされています。
したがって、
- 町石道の起点: 慈尊院(180町石から始まります)
- 町石道の終点(一般的に言われる区切り): 根本大塔(1町石)
- 根本大塔から奥の院まで: 約36町の町石
このように、町石道は慈尊院から始まり根本大塔で一区切り、さらに奥の院へと続いていると理解するのが一般的です。
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