豪華客船の旅は素晴らしいものですが、おっしゃる通り「洋上の特殊な環境」ゆえの落とし穴がいくつかあります。知らずに過ごすと、下船時の請求額を見て青ざめる……ということも。
楽しく、そして賢く旅するために、注意すべきポイントをまとめました。
1. 通信費(スマホのパケット代)
ここが一番の「地獄」になりやすいポイントです。
洋上ローミングに注意: 陸から離れると、スマホが衛星回線(船舶ローミング)を拾うことがあります。これを知らずに使うと、数日で数十万円の請求が来ることも珍しくありません。
対策: 出航したらすぐに**「機内モード」**にし、Wi-Fiのみをオンにします。船内の有料Wi-Fiプランを契約するか、寄港地のフリーWi-Fi、あるいはレンタルWi-Fi(陸地用)を使い分けましょう。
2. 医療費(船内診療所)
船の医務室は「自由診療」扱いとなり、非常に高額です。
全額自己負担が基本: 風邪薬をもらうだけでも数万円、数日の入院や点滴となると数十万円単位になります。
対策: 必ず**「海外旅行保険」**(クルーズ特約付きが理想)に加入してください。また、飲み慣れた常備薬(酔い止め、整腸剤、風邪薬、鎮痛剤)は必ず持参しましょう。
3. お水(飲料水)
有料か無料か: ビュッフェの機械で出る水やコーヒーは無料ですが、客室のミニバーやレストランで注文する「ボトルウォーター」は有料です。
対策: 多くの船では、空のマイボトルを持参してビュッフェで水を汲むのは衛生上禁止されています(コップに移してから注ぐのはOKな場合も)。水にこだわりがある方は、乗船前に数本持ち込めるルールがあるか確認しておきましょう。
4. クリーニング代
意外な出費: 長旅になると洗濯が必要ですが、船のクリーニングサービスはホテル並みに高価です。
対策: * セルフランドリー: 船によってはコインランドリー(有料・無料あり)が設置されています。洗剤を持ち込むと節約になります。
速乾性の衣類: 下着などは自分で洗って室内に干せるよう、速乾素材のものを選んだり、100円ショップの折りたたみ物干しを持っていくと便利です。
5. チップ(サービス料)
自動加算システム: 最近の大型船は、1日あたり15〜20ドル程度が「船内チップ」として自動的にアカウントに加算される仕組みが主流です。
追加のチップ: レストランで別料金の飲み物を頼むと、さらに15〜20%のサービス料が自動で上乗せされます。
対策: 基本的には個別に手渡す必要はありませんが、特別な無理を聞いてもらった時用に、小額のドル紙幣(1ドルや5ドル)を少し持っておくとスマートです。
+αで知っておくべきこと
ドレスコードの罠: 「フォーマル」の日を知らずにカジュアルな服装しか持っていないと、メインレストランに入れない(=有料レストランかビュッフェしか選択肢がない)という寂しい思いをします。
寄港地の移動手段: 港から市街地が遠い場合、船が用意するシャトルバスが有料(15ドル前後など)なことがあります。
豪華客船は「何が無料で、何が有料か」を乗船直後の説明会や新聞でしっかり把握することが、快適な旅の第一歩です。
他にご不安な点や、特定の行き先について知りたいことはありますか?
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