2026年2月23日月曜日

ヘモグロビン(Hb)とは

 ヘモグロビン(Hb)は、一言で言うと**「酸素を全身に運ぶトラック」**のような役割を持つ、赤血球の中に含まれるタンパク質のことです。

血液検査でこの数値を調べることで、体に十分な酸素が行き渡っているか、つまり貧血がないかどうかを確認できます。


1. ヘモグロビンの仕組み

ヘモグロビンは、鉄(ヘム)とタンパク質(グロビン)が結びついてできています。

  • 鉄の磁石: ヘモグロビンに含まれる鉄分が、酸素とくっつく性質を持っています。

  • 酸素のデリバリー: 肺で酸素を取り込み、血液の流れに乗って全身の細胞へ酸素を届けます。

  • 赤色の正体: 血液が赤いのは、酸素と結びついたヘモグロビン(鉄分)の色によるものです。


2. 基準値と数値の意味

一般的な基準値(目安)は以下の通りですが、医療機関によって多少異なります。

性別基準値の目安 (g/dL)
男性13.0 ~ 17.0
女性12.0 ~ 15.0

数値が低い場合(貧血)

最も多い原因は**「鉄欠乏性貧血」**です。ヘモグロビンの材料である鉄が足りなくなると、酸素を運ぶ力が落ち、以下のような症状が出やすくなります。

  • 疲れやすい、だるい

  • 動悸や息切れ

  • 立ちくらみ、顔色が悪い

数値が高い場合(多血症)

血液が濃くなりすぎている状態です。

  • 喫煙、脱水症状、または高地に住んでいる場合などに数値が上がることがあります。

  • 血液がドロドロになりやすいため、注意が必要です。


3. 健康診断の結果を見るポイント

ヘモグロビン数値と一緒に、以下の項目もチェックするとより詳しく状態がわかります。

  • 赤血球数 (RBC): 酸素を運ぶ細胞そのものの数。

  • ヘマトクリット (Ht): 血液全体の中に赤血球が占める割合。

[!IMPORTANT]

「鉄分不足かな?」と思っても、自己判断でサプリメントを飲む前に、まずは医師に相談しましょう。他の病気が隠れている可能性もあります。


お手元の検査結果で、特に気になっている数値や症状はありますか?もしよろしければ、詳しい見方や対策についてもお話しできます。📋

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