結論から申し上げますと、訪問者の方がおっしゃった「ヨルダンではタクシーはみんなベンツ」というのは、事実とは異なり、誇張や誤解(あるいは特定の体験に基づいた印象)が含まれています。
実際のヨルダンのタク事情は以下の通りです。
1. 実際の街のタクシーは「黄色い日産や韓国車」が主流
ヨルダンの首都アンマンなどを走る一般の流しのタクシーは、「黄色い車体」がトレードマークです。
車種としては、耐久性やコスト面から日本車(特に日産など)や、韓国の現代(ヒュンダイ)や起亜(キア)などのセダンが圧倒的多数を占めています。高級車であるベンツが一般の流しタクシーとして使われているわけではありません。
2. なぜ「ベンツ」という印象を持ったのか?
この噂やイメージが生まれた背景には、いくつかの理由や状況が考えられます。
- 空港タクシーやハイヤーの存在:空港から市内に向かうオフィシャルな専用タクシーや、観光客向けのチャーター車、あるいは少しラグジュアリーな送迎サービスの中には、ゆったりとした外国製セダン(ドイツ車など)が使われることがあります。これを利用した旅行者が「ヨルダンのタクシーはベンツだ」という印象を持つケースがあります。
- 中東=高級車のイメージ:中東の国(特に湾岸産油国など)の富裕層が乗る高級車のイメージや、「石油が出て豊かそう」という先入観が混ざり、「タクシーも高級車に違いない」という話に変形して伝わった可能性があります。
まとめ
ヨルダンの経済事情や現実の街並みを踏まえると、「みんなベンツ」というのは間違いで、実際には日本の大衆車や韓国車などが元気に街を駆け抜けています。ただ、観光客が利用する特定の送迎車などで高級車に当たった時の強烈な印象が、そのようなエピソードを生んだのかもしれませんね。
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