60名弱のハイキング・軽登山となると、列がかなり長くなる(100m〜数百メートル)ことが予想されます。また、山道では木々や地形の起伏が電波を遮るため、通信距離と信頼性が非常に重要になります。
先ほどのアルインコ製を中心に、**「連絡の確実性」を重視したおすすめと、「手軽さ」**を重視したおすすめの2パターンをご提案します。
1. 【推奨】確実につながる「デジタル簡易無線(登録局)」
60名規模の先頭と最後尾で連絡を取り合うなら、こちらが最も安全で推奨されます。
特徴: ハイパワー(5W出力)。特定小電力(下記2)の約500倍の出力があり、山間部でも数km飛ぶことが多いです。
メリット: 列が離れても、起伏があってもつながりやすい。
デメリット: 価格が高め。簡単な登録申請が必要(免許は不要)。やや重い。
おすすめモデル: アルインコ DJ-DPS70 / DJ-DPS71
アルインコのデジタル簡易無線のベストセラー機です。
バッテリーの持ち: 大容量バッテリーが標準付属しており、長時間の登山でも安心です。
堅牢性: 雨や泥に強い防水・防塵仕様です。
機能: 「他社のデジタル簡易無線」とも通話可能です(規格が同じため)。
2. 【サブ用】手軽で軽い「特定小電力トランシーバー」
隊列が短く、常に見通しが良い平坦なコース、またはスタッフ間の近距離連絡用です。
特徴: 免許・登録一切不要。買ってすぐ使えます。
メリット: 安い、軽い、電池1本で動く。
デメリット: 山中では数百メートル、木々が茂ると数十メートルしか届かないことがある。※先頭と最後尾の通信には適しません。
おすすめモデル: アルインコ DJ-P221L / DJ-P222L
重要: 形式末尾の**「L」**はロングアンテナを意味します。山で使用する場合は、必ずアンテナが長いタイプを選んでください(飛距離が倍近く違います)。
特徴: 単3電池1本で駆動。非常に軽量で、防水性能も高いです。
今回のケース(60名・軽登山)へのアドバイス
60名規模ですと、安全管理上、「先頭のガイド」と「最後尾のスタッフ」は必ずデジタル簡易無線(上記1のDJ-DPS70等)を持つことを強くおすすめします。特定小電力トランシーバーでは、万が一の遭難やトラブルの際、地形の裏側に入ると連絡が途絶えるリスクが高いです。
構成案:
リーダー・最後尾: デジタル簡易無線(DJ-DPS70など)× 2〜3台
中間の班長: 特定小電力(DJ-P221Lなど)または、予算が許せば全員デジタル簡易無線
便利なアクセサリー:
本体をリュックや腰につけたまま話せる**「スピーカーマイク」**(ハンドマイク)を一緒に用意すると、両手が空くため登山の安全性が高まります。
もし「年に1回しか使わない」ということであれば、購入すると高額(デジタル簡易無線は1台3〜4万円〜)になるため、レンタルを利用するのも賢い選択です。
どちらの方向(購入かレンタルか、重視するのは安さか確実性か)で検討されたいか教えていただければ、より絞り込んでご案内します。
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