Androidスマートフォンでネットサーフィンをしているときに、勝手に別タブが開いたり、「ウイルスに感染しました」といった嘘の警告画面や怪しいページに飛ばされたりする現象は、主にブラウザの「ポップアップ」「不正な通知許可」「悪質なサイトのデータ(Cookie等)」が原因で発生します。
これらを防ぐ・解消するための具体的な安全設定機能と手順を解説します。
1. Google Chromeの「ポップアップとリダイレクト」をブロックする
最も多い原因である、勝手に別ページが開く動きを根元から遮断します。
- Google Chrome
アプリを開きます。 - 画面右上の「縦の三点リーダー(メニューアイコン)」をタップし、「設定」を開きます。
- 「詳細設定」または「コンテンツ・権限」項目にある「サイトの設定」をタップします。
- 「ポップアップとリダイレクト」
をタップします。 - スイッチを「オフ(ブロック)」にします(「サイトにポップアップの送信とリダイレクトを許可しない」の状態にします)。
2. 怪しい「通知」の許可を解除する
「おめでとうございます」「当選しました」「ウイルスが検出されました」といった偽の通知を画面の隅にしつこく出し、タップさせて怪しいサイトへ誘導する手口を防ぎます。
- Chromeの「設定」から「サイトの設定」を開きます(上記の手順2〜3と同じ)。
- 「通知」
をタップします。 - 「許可」の一覧に、身に覚えのない怪しいウェブサイト名があればタップします。
- 「権限の削除」
または「通知をブロック(またはオフ)」を選択します。 - ※心当たりのないサイトの通知はすべてオフ、または許可リストから削除して問題ありません。
3. 閲覧履歴データ(キャッシュとCookie)をクリアする
すでに悪質なサイトのプログラムやデータがブラウザに残ってしまっている場合、設定を変えても症状が治まらないことがあります。その場合はデータを一掃します。
- Chromeの右上のメニュー(縦の三点)から「履歴」をタップします。
- 画面上部(または下部)にある「閲覧履歴データの削除」をタップします。
- 期間を「全期間」などに設定し、「Cookieとサイトデータ」および「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
- 「データを削除」をタップします。
- 注意:これを実行すると、ログインしていたサイトの再ログインが必要になる場合があります。
4. Chromeの「安全確認(セーフブラジング)」を有効にする
危険なサイトやダウンロードファイルから自動で身を守る機能です。
- Chromeの「設定」を開きます。
- 「安全確認」(
またはプライバシーとセキュリティ内の「セーフブラジング」)をタップします。 - 「標準保護」または「強化保護」が有効になっていることを確認します。これにより、詐欺サイトやマルウェア配布サイトを表示前にブロックしてくれます。
5. Google Playプロテクトによるアプリスキャン
ブラウザではなく、知らず知らずのうちにインストールしてしまった怪しいアプリが原因である場合もあります。
- スマホの「Google Play ストア」アプリを開きます。
- 画面右上の「自分のプロフィールアイコン(イニシャル)」をタップします。
- 「Play プロテクト」
をタップします。 - 「スキャン」
ボタンを押して、端末内に有害なアプリがないか検査します。 - ここで身に覚えのないアプリが見つかった場合は、すぐにアンインストールしてください。
まとめ:もし怪しいページが開いてしまったら?
設定を万全にしても、ネットサーフィン中に巧みな誘導でページを開かされてしまうことはあります。その場合の鉄則は、「中身を読まずに、即座にそのタブ(×ボタン)を閉じる」ことです。警告文に書かれている「OK」や「更新」といったボタンは絶対に押さないようにしましょう。
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