トマト、白菜、キャベツ、こんにゃくの食物繊維量と割合(可食部100gあたり)は以下の通りです。
結論から言うと、すべて「不溶性食物繊維」が主体ですが、食材ごとに特徴があります。
各食材の食物繊維量(100gあたり)
| 食品名 | 食物繊維総量 | 水溶性食物繊維 | 不溶性食物繊維 | 主な特徴 |
| トマト(生) | 約1.0g | 約0.3g | 約0.7g(主体) | 皮や種の部分に不溶性が多く含まれます。 |
| 白菜(生) | 約1.3g | 約0.3g | 約1.0g(主体) | 不溶性が中心ですが、水分が多くて食べやすいのが特徴です。 |
| キャベツ(生) | 約1.8g | 約0.4g | 約1.4g(主体) | 葉野菜の中では食物繊維がしっかり含まれています。 |
| 板こんにゃく(市販品) | 約2.2g | 約0.1g | 約2.1g(主体) | **【注意】一般的なこんにゃくは「不溶性」**です。 |
こんにゃくについての補足(重要)
- 市販の板こんにゃく・しらたき(不溶性)生のこんにゃくいもに含まれる「グルコマンナン」は本来水溶性ですが、製造過程で水酸化カルシウムなどの凝固剤を使って固めるため、不溶性食物繊維に変化します。そのため、お腹の中で膨らみ、便の量を増やす働きが強くなります。
- 粉末のサプリメントやゼリー(水溶性)固めずにそのまま加工された「グルコマンナン(こんにゃくマンナン)」のサプリメントやジュレ状のゼリーなどは、水溶性の性質を保っています。
全体的なまとめ
前回のキュウリやジャガイモと同様に、野菜やこんにゃくの多くは「不溶性」が主体となっています。
- 不溶性(水分を吸って便のかさを増やし、腸を刺激する)
- 水溶性(水に溶けてゼリー状になり、糖質の吸収を緩やかにしたり腸内環境を整えたりする)
腸内環境を整えるには不溶性と水溶性を「2:1」程度のバランスで摂るのが理想的とされています。水溶性を手軽に補いたい場合は、海藻類(わかめ・昆布・ひじきなど)やオクラ、納豆、大麦(もち麦)などを組み合わせるのがおすすめです。
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