2026年10月31日土曜日

プログラムの基本!「3つの構造」でアルゴリズムをマスターしよう

 

プログラムの基本!「3つの構造」でアルゴリズムをマスターしよう

プログラミングの世界では、どんなに複雑なゲームや便利なアプリも、突き詰めると「たった3つの基本構造」の組み合わせでできています。

今回は、コンピュータへの命令の手順(アルゴリズム)を組み立てるための基本である、以下の3つの構造について、具体的なPythonコードを交えてわかりやすく解説します。

  1. 順次構造(じゅんじこうぞう):順番に実行する

  2. 分岐構造(ぶんきこうぞう):条件によって道を変える

  3. 反復構造(はんぷくこうぞう):くり返す

1. 順次構造(じゅんじこうぞう)とは?

仕組み

プログラムの基本中の基本で、書いたコードが上から下へ、順番に1つずつ実行される仕組みです。料理のレシピで「材料を切る → 炒める → 盛り付ける」と順番に進めるのと同じです。

具体例コード:お買い物の合計金額を計算する

りんごとみかんを買ったときの合計金額と、お釣りを計算するプログラムです。上から順番に計算が行われます。

Python
# 1. 単価と所持金の設定
apple_price = 150
orange_price = 100
my_money = 1000

# 2. 合計金額を計算する
total_price = apple_price + orange_price

# 3. お釣りを計算する
change = my_money - total_price

# 4. 結果を表示する
print("合計金額は", total_price, "円です。")
print("お釣りは", change, "円です。")

2. 分岐構造(ぶんきこうぞう)とは?

仕組み

状況や条件によって、「もし〜なら〇〇をする、そうでなければ△△をする」と処理のルートを枝分かれさせる仕組みです。Pythonでは if 文を使います。

具体例コード:テストの合格判定

テストの点数が60点以上であれば「合格」、60点未満であれば「不合格」と表示するプログラムです。

Python
# テストの点数を変数に入れる
score = 75

# 条件分岐
if score >= 60:
    print("おめでとうございます!合格です!")
else:
    print("残念、不合格です。もう一度頑張りましょう。")
💡 ポイント
score >= 60 が「もし〜なら」の条件です。これが「正しい(True)」ときは上のブロックが動き、「正しくない(False)」ときは else: の下のブロックにジャンプします。

3. 反復構造(はんぷくこうぞう)とは?

仕組み

同じ処理を何度もくり返す仕組みです。コンピュータの得意技であり、人間がやると面倒な何万回もの計算も一瞬でこなせます。Pythonでは主に for 文を使います。

具体例コード:1から5まで数え上げる

1から5までの数字を順番に画面に表示するプログラムです。

Python
# 1から5までくり返す
for i in range(1, 6):
    print(i, "回目のループです。こんにちは!")

print("ループが終了しました。")
💡 ポイント
range(1, 6) は、「1から始まって、6の直前(つまり5)まで」という意味です。変数 i の値が 1, 2, 3, 4, 5 と変化しながら、中の処理が5回くり返されます。

まとめ:3つの組み合わせで何でも作れる!

プログラミングのアルゴリズムは、この「順次」「分岐」「反復」のパーツを組み合わせたパズルのようなものです。

  • 順次:上から順に実行する

  • 分岐:条件で分ける (if)

  • 反復:くり返す (for / while)

まずはこの3つの形をしっかり頭に入れて、自分なりの小さなプログラムを書いて試してみましょう!

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