遺恨(いこん)とは、過去の出来事やトラブルによって生じた、消えずに残っている「うらみ」「怒り」「心残り」を意味する言葉です。
文字通り、「怨恨や悔しさを(遺=残す)」という意味合いを持っています。
主なニュアンスと使われ方
- うらみ・根深い怒り(遺恨を残す・遺恨を晴らす)
- 相手とのトラブルや勝負で生じた不満・怒りが、時間が経っても解消されずに残っている状態を指します。
- 例: 「双方の間に遺恨が残る結果となった」「長年の遺恨を晴らす」
- 悔しさ・心残り
- スポーツの試合や勝負事などで、全力を出し切れなかったり判定に納得がいかなかったりして、後々まで心に不満や悔しさが残ることを表現します。
- 例: 「判定をめぐり、後味の悪い遺恨試合となった」
類語・関連語との違い
- 怨恨(えんこん): 相手に対する「強い憎しみ・怨み」に特化した言葉(事件の動機などでよく使われます)。
- 無念(むねん): 悔しく、残念に思う強い気持ち(相手への恨みというより自分の悔しさに重きがあります)。
- 確執(かくしつ): 互いに自分の主張を譲らないことから生じる、不和や対立関係のこと。
言葉としては、「遺恨を残さない(わだかまりを残さず、互いに納得して終わらせる)」といった形で、教訓や戒めとして使われることも多くあります。
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