「追補(ついほ)」とは、すでに出版された本や論文、契約書、書類などの内容に、あとから不足している点や新しく分かった事実、変更点などを書き加えて補うこと、またはその補足した文章・資料そのものを指します。
1. 主な使い方と例文
① 文書や報告書などの「あとがき的な補足」として
- 例文: 「報告書の結びとして、追補の章を設けて最新の調査データを掲載しました。」
- 例文: 「説明書だけでは分かりにくい部分があったため、補足として追補を添付いたします。」
② 出版物(本や辞書など)の「あとからの付け足し」として
- 例文: 「辞書の改訂作業が間に合わなかったため、今回は追補版として別冊を発行する。」
- 例文: 「教科書の巻末にある追補を見て、最新の数式を確認してください。」
③ 規格や規程の「改定・追加」として(JIS規格などでよく使われます)
- 例文: 「今回の規格改正に伴い、既存の基準書に対する追補が発行された。」
2. よく似た言葉との違い
- 追記(ついき): すでに書いてある文章のすぐ後や余白などに、文字や文を書き足すこと。短いメモや補足をさっと書き加えるニュアンスがあります。
- 追加(ついか): 物や量、内容などを新しく増やすこと(例:追加の注文、予算の追加)。書類だけでなく、幅広いものに使われます。
- 訂正(ていせい): 間違っているところを直すこと。(※追補は「間違い直し」というよりは「足りない情報を補う」という意味合いが強くなります)。