幸先(さいさき)とは、何かが始まる時に感じられる「良いことや悪いことが起こりそうな前兆・手ごたえ」を意味する言葉です。
元々は「さいわい・さき(幸・前)」や、吉凶を占う言葉(兆し・兆候)に由来しています。
よく使われる表現
- 幸先が良い(さいさきがよい) 物事の滑り出しやスタートが順調で、これから先も良い結果が期待できる様子。
- 「初打席でホームランが出るとは、今年度の幸先が良い」
- 「開店初日に大勢の客が訪れ、幸先が良いスタートを切った」
- 幸先が悪い(さいさきがわるい) 出だしでトラブルやつまずきがあり、この先が思いやられる様子。
- 「旅行の初日に電車に乗り遅れるとは、どうも幸先が悪い」
注意点(誤用に注意)
近年、「幸先」という言葉自体に「良い兆し」という意味が含まれていると誤解されがちですが、本来は「前兆(吉凶のどちらにもなる)」を指す言葉です。そのため、「幸先が悪い」という表現も正しい日本語です。
単に「幸先」とだけ言う場合は、文脈によって「良い兆候(さいさきが良い)」を指すことが多くなります。
類語・関連表現
- 出だし(でだし) / 滑り出し(すべりだし):物事の始まりの段階
- 吉兆(きっちょう) / 縁起(えんぎ):良いことが起こる前触れ
- 前兆(ぜんちょう) / 兆し(きざし):何かが起こる前触れ(吉凶問わず)
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